バーンスタイン バーバー<弦楽のためのアダージョ>


何気なくネットを見ていたら、きょうはバーンスタインの命日と出ていた。ちょうど25年か…と、あらためて感慨にふけってしまった。


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ぼくと同世代の多くのクラシックファン同様、バーンスタインを通じて多くの音楽を知った。といっても彼の盤をたくさん持っているわけでもないのだが、限られた手持ちの盤、特に70年代に手にした盤は本当によく聴いた。中でもマーラー。ニューヨークフィルと録音した旧盤の第5番、第9番はぼくにとってのマーラー開眼のレコードだった。その後、ウィーンフィルとの一連のベートーヴェンやブラームスは、彼がアメリカ人でありながら、ヨーロッパの伝統に根付いた音楽を聴かせてくれたことで、愛聴盤になった。

今夜は手持ちの盤の中から、<Classics in America>という題された独グラモフォンの2枚組のコンピレーション盤を取り出した。そのタイトル通り、ガーシュイン、アイヴス、コーポランドといったアメリカの作曲家の作品が取り上げられ、バーンスタイン、小澤、フィードラーといった指揮者とロスアンジェルスやサンフランシスコのオケによって演奏されている。
2枚目のCDに収められているサミュエル・バーバー<弦楽のためのアダージョ>を選んでプレイボタンを押した。バーンスタイン指揮ロスアンジェルスフィルによる80年代初頭の録音。この曲が有名になったのは、ケネディーの葬儀で使われたからという説がある。他でもしばしば偉人の死に際して演奏される。
冒頭からやるせなさと絶望を想起させる旋律が続く。過去を思い出すかのように、曲は静かに、しかし執拗に同じ旋律を繰り返しつつ強さと激しさを内に秘めながらエネルギーを増していき、やがて高音域の強奏で頂点に達する。そして再び静寂が訪れ、冒頭の旋律を回帰しつつ曲を閉じる。

1990年10月14日 レナード・バースタイン没 享年72歳 合掌

この盤の音源。


オリジナルの弦四版。


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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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