閑話休題 <靴磨きとシュトーレン>



天気回復で穏やかな日和になった土曜の昼下がり。
いつもは家人任せの仕事を自分でやってみようかと、突然思い付いて靴を磨いてみた。


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このところ毎日履いている靴を取り出す。随分以前から、仕事に出かける際の靴はもっぱら何の変哲もないレースアップのプレーントウと決めている。形もきわめてオーソドクスなもの。最近の若者が履くようなつま先が尖ったものや、オジサン風の真ん丸でもなく(正真正銘のオッサンなのに…)、ごく標準的なスタイル。写真右手前の黒と焦げ茶の二足はコールハーン社製。秋篠宮殿下が長年メンテナンスしながらご愛用と知ったこともあって選んだもの。宮内庁御用達は価格もリーズナブル。典型的な日本人足型のぼくにもよくフィットして履き心地は上々だ。写真左奥はリーガル社製、雨の日用のゴアテックス仕様。軽くてよく足に馴染み、靴底も滑りにくくなっている。春から夏はヘビーローテンション。デザインも案外スタイリッシュで気に入っている。写真右奥はチャッカブーツ風の一足。これもリーガル社製でひと目ぼれの品。ビジネスカジュアルからデニムまでOKで重宝している。
磨くといっても、まずブラシでホコリや汚れを落とし、ごく普通のクリームを塗ってしばらく置き、百均のマイクロファイバーで拭きあげれば完了。今どきの靴はノーメンテナンスでもきれいに履けるだろうが、ちょっと手にして磨いてみると何だか急に愛着がわいてくるから不思議だ。


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さて、靴磨きのあとは昼ビール…ではなく、下戸としては甘い物で一服。
昨年初めて食べてみたシュトーレン。クリスマスのパン菓子というと、少し前はブッシュドノエルが人気だったようだが、最近このシュトーレンをよく耳にする。ドイツ生まれらしいシンプルな菓子だ。今年は有機素材にこだわっているという店のものを調達。ドイツのセオリーにのっとり、先日来ひと切れずつちびりちびりと楽しんでいる。今回のものは、外側にまぶした砂糖の見かけに反し、生地そのものにはほとんど砂糖を入れておらず、またナッツやドライフルーツ類もラム酒をまぶしただけというあっさり仕上げ。外側にみえる砂糖は日持ち対策とのことで、好みでその砂糖を適当にまぶしたり、取り除いたりして食べる。ぼくの場合はもちろんwith suger。蜂蜜を付けても美味しい。シュトーレンはドレスデン地方がオリジナルとも聞く。ブロムシュテットとシュターツカペレドレスデンのシューベルトなど聴きながら、深煎り珈琲と共にちびりちびり楽しむシュトーレンも一興だ。


ドレスデンの名店でありましょうか。


ドレスデンにはシュトーレン祭りなる催しがあるそうだ。馬車に引かれて巨大なシュトーレン登場。



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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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