トルトゥリエのバッハ無伴奏チェロ



今週になって寒波到来とやらで、確かに朝の冷え込みはこの時期相応という感じではあるが、昼は当地名物の季節風もなく穏やかな日和だ。今週も何とか終了。お疲れ様でした。ふ~っ!
あすは土曜。今夜はノンビリしましょうか、というわけで何日かぶりにオーディオセットの灯を入れ、例のトルトゥリエのボックスセットからバッハ無伴奏チェロの盤を取り出した。以前に一度記事にしているので、これもまた再掲となる。


28_Tortelier.jpeg  DSCN0248 (480x480)


トルトゥリエはバッハ無伴奏を2回全曲録音している。1960年に録音した盤について以前記事にしたことがあった。このボックスセットの入っているのは再録された1982年4月録音のもの。ロンドンのテンプル教会でデジタルで録られている。
1914年生まれのトルトゥリエが68歳の録音ということになるが、さすがに40歳代旧盤の切れの良さと勢いをまず先に感じる演奏とはひと味違う。もちろん大家然とした貫禄だけの演奏ではなく、技巧的にも衰えはほとんど感じないし、音色もまろやかで極めて美しい。テンポは旧盤よりやや遅めになり、フレーズの一つ一つを丁寧に弾き進めている。録音も音像がモノラル的にコンパクトで、残響も過度でなく、ちょうどよい距離感。モダンチェロによるバッハ無伴奏の一つの理想的な演奏だと感じる素晴らしい演奏だ。


1990年12月亡くなったトルトゥリエ。この映像は亡くなる五ヶ月前1990年7月のものだそうだ。



近年研究が進んで次第に明らかになった、ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ(肩掛けヴァイオリンチェロ)による演奏も最近興味を持っている。バロックヴァイオリンの一人者;寺神戸亮による詳しい解説が以下で聞ける<ヴィオラ・デ・スパッラの解説>
http://columbia.jp/artist-info/terakado/COGQ-32-3.html#movie
寺神戸亮;ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラによる無伴奏チェロ組曲の録音セッションについて。
http://columbia.jp/artist-info/terakado/special.html

セルゲイ・マーロフのよるヴィオロンチェロ・ダ・スパッラでの演奏。



ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラをまじえた演奏。クイケン率いるラ・プティット・バンド



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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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