ケンペ&BBC響 シューベルト交響曲第5番



週末金曜日。今週もなんとか終了だ。お疲れさま~ッス!
前回の記事で気象通報LOVEと書いたが、このところ天気予想はいささか外すことが多いようだ。きょうも数日前のふれこみでは20℃超えの陽気になるとことだったが、どっこい、朝は氷点下まで下がり、日中も10℃を少し上回る程度だった。きょうの予報では、あす、そしてあさって日曜に向かって気温上昇との予想だが如何に。
さて、週末の夜。ひと息ついて三日ぶりにアンプの灯を入れて音盤タイム。何となく春の気配を感じるようになり、そうなれば、この曲だろうと、こんな盤を取り出した。


kempe_20160212231614032.jpg  kempe_BBC.jpg


ルドルフ・ケンペ(1910-1976)がBBC交響楽団を振った演奏。1974年夏、ロイヤル・アルバート・ホールでのライヴ録音。しばらく前に、といっても十年以上前だが、BBCの放送録音ライヴラリーからCD化されたシリーズの中の1枚。ブラームスの4番とシューベルトの5番が入っている。以前一度記事にしている盤なので再掲しておく。
これまでもシューベルトの5番は何度も記事に書いている。何よりシューベルトの交響曲の中でももっともお気に入り一曲だからだ。全4楽章がシンプルながらもそれぞれ独自の美しい歌にあふれる。ぼく自身は<未完成>や<ザ・グレート>より数段気に入っている。とくに春から初夏にかけて、この曲を聴く頻度が高くなる。穏やかで爽やかな曲想。美しい歌に満ち、和声の移ろいも程よく機知に富む。

ケンペとBBC響の演奏は横へ流れるフレーズが滑らかで美しいし、第1楽章などはメリハリも効いていて中々若々しい演奏だ。もっとも音色感はやや渋めのよくブレンドされた響きで、流麗ではあるが軽い感じはない。低弦群も充実した響きでヨーロッパの伝統を感じる。箸休め的になりがちな第3楽章メヌエット(実質スケルツォ風だが)なども聴きどころの連続で飽きさせない。


以下はフランスの指揮者マルク・ミンコフスキーと彼が設立した<ル・ミュジシャン・ドゥ・ルーブル>の演奏で全曲。バロック・ファゴット出身の彼らしく、古い形式の楽器を使いオケのピッチも低め。しなやかかつフレッシュに歌う。
第1楽章はソナタ形式のお手本。ごく短い導入句ののち第1主題の提示(0:07~)、続いて第2主題の提示(1:08~)。提示部が2:02に終わり、繰り返しで冒頭の戻る(~4:05)。4:06から展開部へ。第1主題を様子を探るように繰り返し、4:24から本格的に展開が動き出す。展開部はごく簡素で、5:00には再現部となって、第1主題が奏される。



イギリスで評価の高かったケンペ。ロンドン響との<タンホイザー>序曲抜粋。



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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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