小曽根真 <ディア・オスカー>



ちょっと久しぶりにジャスを聴こう。ピアノの小曽根真がトリオ編成で演奏したオスカー・ピーターソンへのトリビュートアルバム<ディア・オスカー>。1997年の録音。


OZONE_MAKOTO_DEAR_OSCAR_1.jpg  OZONE_MAKOTO_DEAR_OSCAR_2.jpg


90年代後半、日本人のジャズを少しまとめて聴いた時期があった。そのときに手に入れた一枚。この盤が出た当時、小曽根真はメインストリームジャズの若手として大そう人気があった。きっと今もそのポジションに変りはないだろう。さてこの盤ではタイトル通り、オスカー・ピーターソンへの敬意を標榜し、収録曲全10曲のうちオスカーのオリジナル曲が5曲を占めている。

この盤に先立つこと1年前にリリースしたアルバム『ザ・トリオ』がよりアグレッシブな音楽運びをしているのに対してこのアルバムでは終始リラックスして、軽くスウィングするオーソドクスなトリオプレイが楽しめる。もっとも、単なる耳あたりのいいカクテルピアノにはならないところが一流の証しだろうか、M4の「枯葉」なども中盤から俄然音楽が息づき始め、イマジネイティブなインプロヴィゼイションが繰り広げられる。M5のバラード;ランド・オブ・ミスティ・ジャイアンツも限りなく美しくクリエイティブだ。


このアルバムのタイトルチューンM1<ディア・オスカー>



小曽根真は2000年代に入るころからクラシックにも興味を示し、モーツァルトやショパンも弾いてコンサートも開くなど芸域を拡大している。フュージョン寄りのプレイヤーとのコラボも盛んだ。YouTubeに塩谷哲のとセッションがあったので貼っておく。



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小曽根 真さん

小曽根さん、23日に中村紘子さん代役で仙台フィルの特別演奏会でラフマニノフのパガニーニの主題による狂詩曲を弾いたのを聴いてきました。実は中村さんがでなくなった知人の券で行ったのです。指揮は山田一樹さんでした。小曽根さんのシャープでリリカルな演奏見事でした。アンコールには自作のMy Tomorrowという曲を聴けたのも聴きものでした。この曲のCDはあるのでしょうか?

Re: 小曽根 真さん

リベルテさん、こんばんは。
小曽根真氏といい、山田一樹氏といい、ラッキーでしたね。ラフマニノフまでレパートリーにしているようで驚きました。当地群馬交響楽団へも昨年1月に来演してガーシュインを演奏しました。たまたま私は聴きにいけず、残念な思いをしました。
<MyTomorrow>…ちょっとググッたところ、この曲はTVドラマの音楽として作られたようで、そのサントラ盤CDが出ていました。
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マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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