バリリSQ ベートーヴェン弦楽四重奏曲第1番ヘ長調



うっ~~~しゃ、復っ~活~ッ!

久しぶりの更新。体調はタミフル処方の教科書通りに回復。解熱後も頭痛と倦怠感で往生したが、昨日までに完全軽快。きょうは午後から職場に出向き、不在時にたまった懸案を処理した。この間、何名かの方から慰安・見舞い・激励のコメントをいただいた。コメント返信できないまま日が経ってしまい、この場でまとめて御礼申し上げます。また記事更新の無い中、日々アクセントバナーをクリックしていただいた方、まことにありがとうございます。みなさまには、他の人々よりも、より多くの幸が訪れることでしょう(^^;

さて、床に伏している間、YOUTUBEやラジオで音楽マラソンヒアリング状態。もうろうとしながらも随分多くの音楽を聴いた。そんな中、心に残ったのは…バッハのマタイ、ベートーヴェンのカルテット、そして昭和歌謡の数々…でありましたね。というわけで、今夜はこんな盤を取り出した。


Barylli_SQ_2.jpg  Barylli_SQ_1.jpg


ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第1番ヘ長調。バリリSQによる演奏。1950年代録音のモノラル盤(以前にも一度記事にしているので再掲となる)。 ベートーヴェンのカルテットに関して手元には、このバリリQのモノラル盤全集、ウィーンアルバンヴェルクSQの中期曲集(70年代後半の最初の録音)、それとラサールSQによる後期曲集(70年代)がある。今夜はバリリSQの全集から最初の1枚、第1番の入っている盤を取り出した。この全集は十数年ほど前、近所のリサイクル店のジャンク箱から捕獲してきたもの。その店は当時まだ開店まもない頃で店内もいささか混乱気味。クラシックのLP盤はほとんど値踏みした様子がなく転がっていた。実際全9枚のこのバリリ盤全集は2000円だったし、バーンスタイン&ニューヨークフィルによる全14枚のマーラー全集(1回目の録音)、カラヤン&シュターツ・カペレ・ドレスデンによる全5枚組のワグナー『ニュルンベルクのマイスタージンガー』全曲盤はいずれも980円で手に入れた。中古レコードを持ち込んでも値が付かないとブツブツ言いたくなる一方、こんな拾い物もしているのでリサイクル店に対し一方的に文句も言えない。

さてこのバリリSQのウェストミンスター盤。60年代半ばの国内プレスで、この頃の盤らしく分厚く重量のある材質。今夜久しぶりに針を落としてみたが実にいい音で鳴る。モノラル録音かつ周波数レンジも狭いのだが、ノイズは感じないし何より盤質同様に音が分厚く暖かい。 ベートーヴェンの弦楽四重奏曲はいずれも傑作揃いといっていいだろうが、この第1番も初期の作品ながら充実した音楽だ。中期のようや厳しさや激しさ、後期のような意味深長さはないものの、時代が重なるハイドンなどの作品とは明らかに一線を画している。取り分け第2楽章は初期作品でありながら、詠嘆調の美しさに満ちていて美しい。バリリSQの音色はどこまでも柔らかく優しい。1stヴァイオリンのワルター・バリリをはじめ、当時のウィーンフィルのメンバーで構成されていることからも容易に想像できるように、演奏スタイルも戦前から戦後あたりまでのウィーンスタイルというべきもので、演奏はもちろん、レコードから流れてくる音色もそのスタイルによるところが大きいだろう。


今や限りなく懐かしい響きのバリリQ。第1番の聴きどころ第2楽章。



ベルチャ四重奏団による全曲。ベートーヴェンの四重奏曲全曲も録音している
 21世紀の今を代表するような演奏。いいと思いますね。



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祝・復活

マーラーの「復活」のほうにコメントをつけようかとも思いましたが、大好きなOp.18-1のほうにします(^o^)/
バリリQの演奏は、ずいぶんロマンティックなのですね~。初めて聴きましたので、驚きました。この曲、好きなんですよ~(^o^)/

Re: 祝・復活

タミフルの薬効めざましく、教科書通りの日程で回復しました。それでも、十年近く前にインフルエンザになって、当時出始めたばかりのタミフルを処方されたときは、もっと回復が早かったように気もします。まあ、加齢の影響も大でしょうけど。
今どきバリリSQのような音、演奏スタイルの団体はないでしょうね。いても評価されないでしょうし…。やはり一時代を成した貴重な遺産として、聴き継ぐ。そういうもののような気がします。
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マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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