畠山美由紀


畠山美由紀。アラフォーの女性ヴォーカリスト。畠山みどりにあらず。デヴューは十年以上前だが、メジャーになったのは数年前からだろうか。ぼくも名前はかなり以前から知っていたが、彼女の6作目というこのアルバムを手にしたのは三年ほど前のこと。以降、ときどき夜ひそかに取り出して聴いている。以前、一度記事にしているので再掲しておこう。


hatakeyama_1.jpg  hatakeyama_2.jpg


極上の美声ではないし、CDで聴く限り声量もある方ではなさそうだ。舌を巻く巧さということでもない。がしかし、その声の幾ばくかのあやうさとはかなさに何ともひかれるのだ。そして曲によってかなり多彩な表情を聴かせる芸域の広さもいい。すでに十分メジャーな存在だろうが、それを裏付ける魅力がある。あまりくどくど説明するのは本意ではないので、ここまでにしておこう。
アルバムはいくつも出ていて、少し大きめの店なら置いてあるだろう。邦楽の<は>の棚を探すと、<畑中葉子:ゴールデンベスト>の隣りあたりに見つかるはずだ(^^;。 もちろんAmazonにも。
YouTubeにもかなり数の動画がアップされている。但し、圧縮されたオーディオフォーマットでは、彼女の声のニュアンスをとらえた素晴らしい録音の魅力は半減してしまうかもしれない。


このアルバムの中から「夜と雨のワルツ」。ありがちなノスタルジックなワルツかと思うとそうではない。中々凝った転調も仕組まれている。「あなたが思うよりも人生は短く、あなたが思うよりもはてしもない」…まったくだ。


「わが美しき故郷よ」 気仙沼生まれの彼女が歌うから、こうした強い表現になるのだろうか。クラリネットのオブリガートが効果的だ。


フラメンコギターの沖仁とのコラボレーション



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No title

彼女の歌の持つ不思議なリアリティには心惹かれるものがあります。歌いたいという基本的な欲求に支えられているからかもしれません。

Re: No title

ケインさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
畠山美由紀の心情までうかがうことが出来ませんが、なんといってもその声質と、過度にならないエスプレシーヴォは中々得難いと感じています。
プロフィール

マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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