バッハ WTC・I 変ロ短調 BWV867



週末金曜日。今週も何とか終了。ひと月前には帯状疱疹とインフルエンザにやられていたことを思い出す。こうして日々過ぎていき、気付けばもうあとがない年齢に…嗚呼。 と、ぼやいていても仕方ないので、さてと音盤棚を見回し、久々にバッハの平均律を取り出した。


b-flat-minor_20160408.jpg  afanassiev_201604.jpg


ここ数年好んで聴く、アファナシエフの演奏。
平均律を聴くとき最近はもっぱら調性を選んで聴くことが多い。なるべくシャープやフラットの多そうな調性を選ぶ。あるいは特別に意味や響きを感じそうな調性といっていい。少なくてもハ長調やト長調やニ長調ではないということだ。今夜選んだのは第一巻の終わりの方。変ロ短調のBWV867。この曲に関しては以前一度記事にしたので再掲しておく。第22番のBWV867は第一巻の中では最後の24番と並んで規模が大きい。アファナシエフの演奏は前奏曲が3分、フーガが3分50秒を要している。前奏曲は印象的なメロディーで始まり、フーガは深く静かに進む。
ぼくのようなクラシックギター弾きは日頃シャープ系の楽譜を見慣れている。ヴァイオリン族同様、シャープ系は弾きやすく、特にシャープ3つや4つのイ長調、ホ長調の曲は他の調性に比べ圧倒的に多い。一方フラット系の曲は少なく、慣れていなこともあり、手を焼く。そんなこともあってフラットが5つのこの曲などは取り分け意味深く聴こえてくる。バッハはその記譜において、フラットとシャープをそれぞれその形から、涙と十字架の意味を込めた言われる。フラット5つのこの曲を聴くと、そうしたことももおのずと納得できる。


リヒテルの演奏。リヒテルのWTCは70年代に出て、以降のリヒテルの方向性を定めた。


ヴィラ・ロボスの弦楽(Vc)合奏編曲による前奏曲。


バッハを好んだMJQ:ジョン・ルイスの演奏。


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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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