カシオペア<ミントジャム>



きょうも梅雨空を思わせる曇りがちの天気。湿度高く、気温25℃でもかなり蒸し暑かった。ちょっと爽やかな気分になりたいなあと、ミントグリーンのジャケットが印象的なこの盤を取り出した。おいらのことをダッサ~いクラシックネタ書いてるオッサンだと思うなよ!タテノリライヴにも行くのだぁ~!(爆


Mint_Jams.jpg  Mint_Jams_2.jpg


さて夏といえばチューブ…という世代はぼくらの少し下の世代か。日本におけるフュージョンのトップグループ、カシオペア。そしてカシオペアのこの<ミントジャム>も夏のイメージだ。80年代前半に一世を風靡したフュージョン音楽。ぼくはその頃ほとんどポップスを聴かなかったのだが、アイドル歌謡に満足しない当時の少々音楽好きの学生や若者に絶大な人気があった。フュージョンのブームはほんの数年がピークであったが、その音楽作りは90年代以降のJPOPに多大な影響を与えた。ぼくがカシオペアを聴き出したのは、すでに人気も下降期にあった90年代半ばからだ。それからは、かつてリリースされたLPに加え、映像作品のレーザーディスクもあちこち探して手に入れた。

この<ミントジャム>はカシオペアの演奏を聴いたロンドンの音楽プロジューサーからの要請を受け、ヨーロッパでの発売を念頭に企画された。録音は1982年。築地中央会館にファンを中心に満員の聴衆を入れ、ライブ形式の録音セッションで行った。テイク・ミー、アサヤケ、ミッドナイトランデヴー、ドミノライン、スウェアなど、彼らのデヴュー当時の名曲が並び、そのすべてがオーバーダビングや編集なしの一発録りで行われている。

演奏は彼ららしい超絶技巧と抜群のアンサンブル能力の本領が発揮された素晴らしいものだ。神保彰と櫻井哲夫のタイトなリズム隊。今やテッチャンとしての仕事がメインとなった感のある向谷実の斬新なコードワーク、そして野呂一生のテクニカルなギター、そしてそれらを主題メロディとコードだけの従来のジャズ譜ではなく、完全にスコア譜に落とし込んだアンサンブルとして演奏するという今までになかった形態で、しかも素晴らしいドライブ感とライブ感を感じさせながら進行する。ドミノラインでは櫻井哲夫のスラップベースのソロや神保彰のドラムソロも楽しめる。


全盛期のライヴ。1985年@両国国技館。ファンションやステーージングはさすがに30年の月日を感じさせるが、音楽の完成度はいまも第一級だ。それにしても、今どきヴォコーダーなんて使わんだろな…


ああ、あれから30年・・・野呂一生と櫻井哲夫がアコースティックのデュオでかつての彼らの名曲を演奏している動画があったので貼っておこう。<ミッドナイトランデヴー>


この盤での<ミッドナイトランデヴー>


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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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