MJQ <DJANGO>



週末金曜日。きょうは暑かった。梅雨明けにはまだもう少し先だが、灼熱の夏はすぐそこだ。あっそうそう、きょうから七月。これといって変化もないけれど…。 それにしてもこのところブログ記事の内容も冴えない。拍手も少ないし、ランキングバナーのクリックも低調。毎日百数十名が訪問してくれているのに。みんなつれないのね…。いや、記事がつまらないということか。でも面白くなりませんよ、このままです。…と、ぐずぐず言っていないで、週末夜更かしの友の音盤をば。今夜はジャズです。


MJQ.jpg  201607_MJQ_DJANGO.jpg


MJQの代表作<ジャンゴ>。50年代前半のモノラル録音。しかし手持ちのこの盤はすっかりCD時代になった1993年にリリースされた限定盤。3000円のプライスタグが付いている。もちろんそんな値段で買った記憶はなく、確か御茶ノ水ディスクユニオンの中古コーナーで求めたはずだ。

ぼくは映画ファンではないのだが、黒人男優が冷静かつ物静かなインテリやビジネスマンを演じている姿にひかれる。誤解されないように付け加えるならば、黒人であろうと何人であろうと、口数少なく冷静で、しかし颯爽としている男はカッコイイ。若者はともかく、分別ついたはずの五十過ぎのオッサンが思いついたことを端からぺらぺらと口にするのは見ていて本当に恥ずかしい。思ったことの半分は口にせず飲み込むべし。うだうだ述懐やら世相論評するブログも最悪だ。自戒を込めての話だが…

このMJQの盤を聴いていると、ふとそんなことを考える。50年代半ばのビバップ全盛期に、冷静に音楽を見通してアンサンブルを展開したMJQはそれだけでも偉大だ。ジャズはノリだよ、という気分は十分わかるが、すべてに抑制を効かせた冷静かつバランス感覚を持った音楽の素晴らしさ。よくクラシック、それもバロック音楽の要素を取り入れたと言われるが、それは素材の話であって、MJQの演奏スタイルこそがオリジナリティにあふれている。タイトルチューンのジャンゴもいいが、ラ・ロンド組曲はこのグループのコンセプトとスタイルがよく分かる名曲名演だ。


この盤の全曲。


MJQ with タモリ



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室内楽JAZZ

MJQは、かなりリハーサルを積んで、本番に臨むというような話を聞いたこともありました。ピアノとヴァイブという鍵盤2台組の音がぶつからないように工夫を重ねてるところもこのグループの独特なところですね。ミルト・ジャクソンはブルースフィーリングもあり、ジョンルイスのクラシック的なアプローチも騒ぎ過ぎないジェントルなJAZZの形成というところでは、違う切り口もあり予定調和の室内楽というファンもいますが、こういうアプローチもあっていいと個人的には思います。このグループも聴き疲れしません。長く活動できたのも、固定ファンが結構いたのではないかと思います。ジャンゴは名曲ですね。

Re: 室内楽JAZZ

mobuさん、こんばんは。
MJQはおっしゃる通りの室内楽JAZZ、アンサンブルJAZZですね。アンサンブルの枠組みをしっかり作り、その中でひとりひとりが仕事をこなしているという感じです。ジャズの楽譜というとモチーフとコード進行だけが簡単に書かれた楽譜をもとに、リピートやソロ回しの段取りだけ打ち合わせて、エイヤッ!の本番がほとんどでしょうが、MJQの演奏ははおそらくすべてスコアに落として、まったく同じ演奏を再現することが可能なのではと感じます。
プロフィール

マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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