エルガー ヴァイオリン協奏曲



当地関東では相変わらずのどんよりした梅雨空が続く。気温もジワジワ上昇。あ~んど時折り雨まじりで湿度MAX。汗だくの一日。本日も業務に精励。8時ちょうどに帰宅した。ようやくひと息ついて音盤タイム。さて、今宵はこれを。


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かなり前に一度記事にした盤。エルガーのヴァイオリン協奏曲。若手の人気ヴァイオリニストヒラリー・ハーンによる演奏。コリン・デイヴィス指揮ロンドン交響楽団のバック。2003年録音で翌年2004年のリリース。近年のオーディオ雑誌の試聴用ディスクによく取り上げられていたことともあって手に入れた。

この曲、ヴァイオリン協奏曲としてはもっとも長大な部類で50分近くを要する。第三楽章には超絶的な技巧も要求され、ヴァイオリニストにとっては難曲の一つだそうだ。古くはハイフェッツの録音で知られているが、このヒラリー・ハーンやナイジェル・ケネディーらの演奏で、近年また注目されているようになった。
第一楽章からエルガーらしい美しい和声と旋律に満ちているが、決してキャッチーで慰安的な安易さはなく、控え目な美しさと渋い大人のロマンティシズムにあふれている。特に第二楽章はその白眉だ。オケパートもやや暗めの音色と重心の低い響きでこの曲に相応しい。古典派やロマン派のヴァイオリン協奏曲はもちろん素晴らしいが、それらとはひと味違った響き、後期ロマン派末期と近代の両面を併せ持つエルガーのこの曲は、ストラヴィンスキーやベルクの協奏曲などと並ぶ傑作だろう。夏の宵に相応しい名曲名演だ。


ナイジェル・ケネディーのプロムスでの演奏で全曲。


楽譜を眺めながら聴くとまた一興。



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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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