ファリャ <代官と粉屋の女房>



どうやら全国的に梅雨明けは遅れている様子。きょうも関東地方は時折り雨に見舞われる一日だった。
週末金曜日。そして七月も半ば。淡々と月日が過ぎていく。つい二年ほど前の出来事が大昔のことのようにも感じる。そうかと思えば何十年も前のことがきのうのことのように。…確実な老化現象だなぁ。
さて、今夜は連休前ということもあって心身共完全弛緩。エアコンONでヒンヤリとしたところで、こんな盤を取り出した。


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テレサ・ベルガンサがスペイン・ラテン系歌曲を歌った<The Spanish Soul>と題された3枚組。もともと、クラヴェスレコードから出ていたものを、例によってブリリアントレーベルがライセンスを受けてリリースした盤。指揮者ヘスス・ロペス=コボスの盤を探しているときに出くわして手に入れた。少々長くなるが収録曲を以下にリストしておく。

DISC-1
・ファリャ:「代官と粉屋の女房」
・ファリャ:7つのスペイン民謡

DISC-2 スペイン歌曲集
・グラナドス:『トナディーリャス(昔風のスペイン歌曲集)』より
「悲しむマハ」第1~3番
「内気なマホ」
「控えめなマホ」
「トラ・ラ・ラとギターのつまびき」
・トゥリーナ:『カンシオン形式の詩』op.19
「献呈(ピアノ独奏)」
「けっして忘れないで」
「唄」
「二つの恐れ」
「恋に夢中」
・トゥリーナ:「サエタ」
・トゥリーナ:「幻影」op.37-5(「セビーリャへの歌」より)
・トゥリーナ:「ファルッカ」op.45-1
・グリーディ:『6つのカスティーリャの歌』
「向う、あの山の高みに」
「夜番さん!」
「スカーフで誘え、牡牛を」
「あんたのハシバミの実は欲しくない」
「当ててごらんと言ったって」
「サン・ホアン祭の朝」
・トルドラ:6つの歌
「陽気な羊飼いの娘」
「母さん、ぼくは一対の目を見た」
「サン・ホアン祭の朝」
「誰も幸せにはなれまい」
「小唄」
「お前を知ってから」

DISC-3 エマよさようなら~南米歌曲集
・ヴィラ=ロボス:「こわれたギター」
・ヴィラ=ロボス:「さよならエマ」
・ヴィラ=ロボス:「18世紀の詩人の歌」
・ヴィラ=ロボス:「古風なサンバ」
・ヴィラ=ロボス:「希望」
・ヴィラ=ロボス:「シャンゴ」
・ブラーガ(1888-1948):「オキニンバ」
・ブラーガ(1888-1948):「草むしり」
・ブラーガ(1888-1948):「子守唄」
・ブラーガ(1888-1948):「聖ジョアンのわらべ歌」
・ブラーガ(1888-1948):「新しい機械」
・ブラーガ(1888-1948):「小さな家」
・グァスタビーノ(1912-):「二人兄弟のミロンガ」
・グァスタビーノ(1912-):「兄弟よ」
・グァスタビーノ(1912-):「チャパナイのブドウの木」
・グァスタビーノ(1912-):「バラと柳」
・グァスタビーノ(1912-):「パンパマーパ」
・グァスタビーノ(1912-):「鳩のあやまち」
・グァスタビーノ(1912-):「渇きの底から」
・グァスタビーノ(1912-):「きれいな柳の枝」
・グァスタビーノ(1912-):「サン・ペドロの男」

テレサ・ベルガンサ(M)
フアン・アントニオ・アルバレス・パレホ(p)
ヘスス・ロペス=コボス(指揮)
ローザンヌ室内管弦楽団[DISC-1]
録音:1986年[DISC-2] 1983年[DISC-1,3]

今夜はこのうち1枚目をプレイヤーにセットした。さきほどからヘスス・ロペス=コボス指揮ローザンヌ室内管弦楽団によるファリャの<代官と粉屋の女房>が流れている。
のちに<三角帽子>として再構成されることになるこの<代官と粉屋の女房>。当初パントマイムの音楽として1916年に完成した。1管編成と弦5部にピアノ、打楽器は無しという小編成オケを前提に書かれている。<三角帽子>と同じく二幕構成ながら、<三角帽子>にあるトランペットとティンパニによる景気のいい「序奏」や有名な「粉屋の踊り」などはなく(「粉屋の踊り」の出だしだけがある)、また打楽器も使われないことから、全体的な印象はかなり異なる。 <三角帽子>の華麗なオーケストレーションに馴染んだ耳には少々地味に感じるが、スペインの片田舎風情としては、むしろこのくらいの響きの方が適当かもしれない。打楽器なしでも弦楽群の刻むリズムは十分躍動的だし、木管群のソロもひなびた味わいで中々聴かせる。
1983年のデジタル録音。高音質で評判だったクラヴェスレコードの録音ということもあって、小編成ローザンヌ管の美しい響きが部屋に満ちて心地よい。前後左右の広がりに加え、コントラバスの最低音もダブつかずしっかり聴こえてきて、小編成オケの響きを堪能できる。


この盤の音源。第1部&第2部


こちらは改編後お馴染みの<三角帽子>踊り付き。先日の記事にも貼ったスペインの指揮者:ファンホ・メナとBBCフィルによるプロムスでの演奏。粉屋の踊りは19分30秒から。



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昨日も今日もギター屋に全然行けませんでした~。(ToT)

明日の結婚式が東新宿駅近くの教会なので、結婚式&パーティーが終わったら新大久保のクロサワ&TC楽器くらいは行きたいっ!(>_<)

Re: タイトルなし

> 昨日も今日もギター屋に全然行けませんでした~。(ToT)

それはそれは…
東新宿ですか。確かに新大久保は近いですね。ラミレス、ハウザーはたくさんありますよ。売るほどあります(^^
あとは、恵比寿のカリスでしょうかね。下北沢や上野下谷もちょっと遠いかな。
まあ、ギターはともかく、佐藤弘和氏の<48のやさしい小品集>でもおみやげにいかがでしょう。
http://guitarandmylife.blog86.fc2.com/blog-entry-1345.html

楽譜、小物類が現実的なところですね~。
(^_^;)

色々と巡りたかったけど、、、ま、旅行なんてこんなもんですよね。

明日、ハウザーとラミレスを買って帰るくらいで勘弁してやろう。(笑)

Re: タイトルなし

旅先だと、つい気分で…という感じもありますからご注意の程。
いっそ久留米のバンブーギターでもどうぞ。
http://guitarandmylife.blog86.fc2.com/blog-entry-484.html
プロフィール

マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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