CEC ST930



きのうのスピーカーネタの続きで、きょうはレコードプレイヤーの現況報告を。


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現在使っているレコードプレイヤーはCEC社製ST930というモデル。80年代終わりに発売されたモデルながら、細々と2000年頃まで生産された。ぼくが買ったのも1996年。ベルトドライブで電源ユニットが別置型になっている。このST930が届いて最初に聴いたとき、そのSN比の良さと瑞々しく解像度の高い音色に驚いた。三年程前には<回転数調整><アーム調整><ベルト交換><インシュレータゴム交換><基板半田アップ><各部クリーニング>といったメニューでオーバーホールを受け、その後は回転系の洗浄オーバーホールが効いたのか、回転の立ち上がりもよくかつ一層滑らかに感じる。状態のいい盤を載せて針を落とし、8畳間でごく普通に楽しむ音量で聴いているとサーフィスノイズもほとんど感じない。


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アームは購入時に付いていたS字タイプのもの。SME用のセットアップも可能だったが、当時はそこまで凝るつもりもなかった。このアームはもともと市川宝石製のもので、現在もカタログにSA-250としてリストされている。アームのゼロバランスを取ったあと、ヘッドシェル部にコピー用紙を1センチ角に切った紙片をのせると1枚で反応し、2枚で完全に沈み込む。紙片1枚が数ミリから10ミリグラムになる勘定だからアーム感度も及第だろう。
カートリッジは長らくDENONの定番MC型DL-103や安いshure社のMM型M44Gなどを使ってきたが、数年前にSPU-Gを手に入れ、現在はほとんどSPU-Gを付けっぱなしの状態だ。

このところ世間ではアナログ盤復活の話題をよく聞く。対前年比何倍かの出荷だとか。レコードプレイヤーの新製品発売のニュースもしばしば耳にする。もちろんCDには遠く及ばないが、そのCDが音楽配信に押されて出荷減少が続くこともあって、アナログ盤の勢いが目立つ。アナログ盤が市場から姿を消して四半世紀。気付いてみればひと昔いやふた昔だ。誰が買っているのか…。どうやら主な購買層は若者らしい。彼らにとっては、物理的な存在感のある新しいメディアのようだ。もちろん、ぼくら世代のカムバック組も多いだろう。実際、このブログのレコード盤の与太記事をみて、プレイヤーを買い込んだ復活組が身近にも数人いる。レコードの話をすると、決まって聞かれるのが「レコードプレイヤーって、まだ売っているの?針は手に入るの」という質問。答えはもちろんイエスだ。ポケットマネーでお気軽セットアップの松竹梅レベルから超弩級までより取り見取り。取りあえず押入れにしまってあるはずのレコードを引っ張り出して聴いてみようという人は、オーディオテクニカかDENONあたりのエントリー製品がお薦めか。1万円でおつりがくる。イコライザーという仕組みも内蔵しているのでミニコンポにも簡単につなげる。うるさいことを言わなければ、レコードの雰囲気を楽しむには十分だろう。利便性においてはCDに勝るものではないし、音質論議も各様でレコードが優位ともいえないが、四半世紀に渡って日陰の道を歩んだ結果、今ではノスタルジックな情緒的満足を手軽に得るツールとしては、中々いいのではないかと感じる。


よく安直にデジカメで動画撮影して、その音声でオーディオ機器を紹介しているのをよく見かけるが、?マークを3つくらい付けたくなる。せめて配慮されたレコーダーか、プレイヤー系の紹介ならこの動画のように音声をラインから取り出すべきだ。以下の動画はその意味で合格・正解。ST930のSNの良さ、解像度の高さが分かる。



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マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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