エラ・フィッツジェラルド&ジョー・パス <Take Love Easy>



週明け月曜日。業務まずまず順調に推移。日中はまだ暑いものの、朝晩ようやく涼しくなってきた。さて今夜は秋の宵を先取りして、リラックス系のジャズでも聴こうかと、音盤棚での占有率20%ほどのジャズの盤を物色して、こんなレコードを取り出した。


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エラ・フィッツジェラルド(1917-1996)のヴォーカルとジョー・パス( 1929-1994)のギターによるデュオ。エラにとっては少しブランクがあったのち、ノーマン・グランツが1973年に設立したパブロレーベルから出した復帰作。録音も同年。これが大そうヒットして、以降4作ほど続編が出たと記憶している。この盤はちょうど学生時代にFMで聴き、カセットに録って何度となく聴いた懐かしい盤。後年、御茶ノ水の中古レコード店で手に入れた。今でもCDで版を重ねている。収録曲は以下の通り。

<A>
1.テイク・ラヴ・イージー
2.ワンス・アイ・ラヴド
3.ドント・ビー・ザット・ウェイ
4.ユーア・ブラーゼ
5.ラッシュ・ライフ
<B>
6.ア・フォギー・デイ
7.ジー・ベイビー・エイント・アイ・グッド・トゥ・ユー
8.ユー・ゴー・トゥ・マイ・ヘッド
9.アイ・ウォント・トゥ・トーク・アバウト・ユー

70年代以降のエラは全盛期を過ぎ、この盤を出した頃もすでに病に冒されていたという。ヴァーヴ時代のバリバリのエラはもちろん素晴らしいが、この盤に聴くバラードも味わい深い。いやしかし、その後の彼女の人生を思いながらとなると、味わい深いというほど単純なエンターテイメントとしては聴けないところがある。晩年の彼女は大変な日々を過ごした。

全編おなじみのスタンダードをときに甘くチャーミングに、ときに抑え気味の表情で歌うエラ。全盛期を過ぎたとはいえ、音程の確かさ、ダイナミクスのコントロールとも完璧だ。そしてエラの歌声に寄り添うようなジョー・パスのウォームなギターサウンドがまたいい。加えてこのアルバムは1973年録音にもかかわらずモノラル録音(音質そのものはきわめて良好)。モノクロのジャケット共々、このアルバムのコンセプトが伝わってくる。


この盤のB面1曲目ガーシュインの名曲A Foggy Day。



このコンビによる1975年のライヴ。中盤以降、アップテンポの曲では得意のスキャットも聴ける。



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これはLPもCDも持ってた。かなり聴いた。
ギター弾きにとってジョーパスの「ヴァーチュオーゾ」は避けて通れない1枚だと思うけど、私はヴァーチュオーゾ以上にこっちを沢山聴いた。単純に音楽として楽しめた。

「持ってた」と言わなきゃいけないところが寂しい。(^_^;)

Re: タイトルなし

「ヴァーチュオーゾ」のLP盤も手元にあります。しばらく聴いてないなあ。
楽譜も買いましたね。弾いた記憶がないけど(^^;

そういえば、みっちゃんさんからオーガスチン弦の記事がきっかけで初めてコメントをいただいたのが、ちょうど一年前。貴重な常連さん!これからもどうぞヨロシク!
プロフィール

マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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