ブラームス ヴァイオリン協奏曲ニ長調



当地関東地方は台風一過のピーカンと思いきや、きょうも終日降ったりやんだり。冷たい北東風も流入して気温も20℃をわずかに超える程度と、肌寒い一日にだった。暦通りの勤務で本日出勤、あすは休み。まあ、のんびりやりましょか。 さて、今朝の通勤時、FMでブラームスのヴァイオリン協奏曲が流れていたのを思い出し、この盤を取り出した。


201609_Oistrakhv.jpg  201609_Brahms_Vn_concert.jpg


オイストラフとセルががっぷり四つに組んだ名盤。FMで流れていた演奏もこの盤だった。オイストラフのブラームスは正規盤として確か数種類がリリースされていると思うが、1969年録音のセル&クリーヴランドとのこのEMI盤はその中で最後の録音。同時期にロストロポーヴィッチを加えてドッペルも録音し、カラヤンとリヒテルも加えたベートーヴェンのトリプルとカップリングされた例の盤がリリースされた。

ドッペル同様に出だしからセル&クリーヴランドの響きが素晴らしい。控え目といっていいほど抑制が効いた響き。決して力まず終始余裕を感じさせる。そしてこれ以外にはないと思わせるテンポ設定。オイストラフのソロが入ってきてからも、決して大騒ぎせず、全体的に<静>のイメージが支配する。オイストラフのヴァイオリンも太く逞しい男性的なイメージから想像する通りの音ではあるが、決して力で押さず、一音一音確かめるかのように弾き進める。この演奏がこんな内省的で思慮深いものであったのかと思わぬ発見。そしてオケ、ソロともに第一楽章の中盤あたりから次第に熱気を帯び始める。たっぷりとしたヴィブラートはトリルにまでかかっているのではと思わせ、時代を感じさせるが、これもまた唯一無二だ。


この盤の音源。 音質がやや歪っぽいのが残念。



ピアノ伴奏スコア。ギターとは無縁の世界と言わずに、この鍵盤譜高音部の内声あたりをギターで弾きながら参加するのも一興。初見練習に好適です。



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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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