A・シフ バルトーク<ピアノ作品集>



先回の記事でチョイと宅録ヘッポコ演奏を記事にした途端、アクセス数が減ってしまった(爆)。なんてこったパンナコッタ(死後、もとい、死語ぉ~)。 え~、さてぇ…九月最終週の月曜日。週明けからソコソコ頑張って8時少し前に帰宅。ひと息ついてネットを覗くと、きょう9月26日はバルトークの命日とあった。それではというわけで、久々にこんな盤と取り出した。


201609_Shiff_Bartok.jpg  201609_Bartok_Phono.jpg


若き日のアンドラーシュ・シフが同郷のバルトーク作品を弾いた一枚(だいぶ以前に一度記事にしているのでそれを再掲する)。手持ちの盤は10年程前に日本コロンビアの廉価盤シリーズ・クレスト1000シリーズとして出たもの。DENON・PCM録音隆盛期1980年千葉県八千代市民会館ホールでの録音。収録曲は以下の通り。

 ・舞踏組曲Sz.77
 ・ルーマニア民族舞曲Sz.76
 ・3つのロンドSz.84
 ・15のハンガリー農民の歌Sz.71

バルトーク(1881-1945)は現代作曲家として、またピアニストとしても第一級であったが同時に、当時実用化されたばかりの蝋管録音機(フォノグラフ=写真右)を持ってハンガリーの農村に伝わる民謡や舞曲の収録を進めた。またそれらを素材にして楽曲も作った。この盤に収められている曲はそうした彼の仕事の成果といってよい作品。いずれも民族的素材を使いながらそれぞれに料理の手法が少しずつ異なる。
<舞踏組曲>は初め管弦楽曲として作られまもなくピアノ用に編曲された。この組曲では民族素材を当時の先進的音楽手法で料理してクリエイティブな作品に仕上がっている。<ルーマニア民族舞曲>は全6曲を通して色濃い民族色と、どことなく暗い影と寂しさをもつ。<3つのロンド>は一転して明るくチャーミングでときにコミカルでさえある。バルトークは広義には新古典派の範疇に入る作曲家だが、自身もピアノの名手だっただけに、その表現や手法は中々多彩で楽しめる。

ぼくとほぼ同年齢1953年生まれのシフは録音当時27歳。ラーンキやコシチュと共に<ハンガリー三羽烏>として人気が高かった。日本発のデジタル録音であったDENON・PCM録音の特性もあってか、すべての音がクリアでタッチもやや硬質に感じる。演奏もその音色に見合った明晰な表現で、のちの一連のバッハ録音とは別人かと思うほどだ。


<ルーマニア民族舞曲三題>
シフの盤。音質劣化が残念。オリジナルCDはずっと高音質。


フルートとギター


管弦楽版に民族調のメンバーと演奏がジョイントしたもの。



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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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