エラート シリーズ「ギターの展望」 バルバラ・ポラシェック バッハアルバム

きのうは節分、きょうは立春。申し合わせたかのように、さしもの寒波もまずは収束。当地前橋の気温も13℃程まで上昇して比較的暖かい一日となった。春特有の、ぬるっとした生暖かさというほどではないが、先週までとは明らかに違う空気感だ。きょうも帰宅は少々遅く11時過ぎ。もう午前零時を過ぎてしまったが、気分的には昨日がようやく終わったところだ。昨日の日付でアップしておこう。そして、さて週末…と言いたいところだが、業務切迫につき、あすも出勤だ。まあ仕方ない。


バルバラ・ポラシェック バッハアルバム   エラート盤 シリーズ「ギターの展望」


さて、昨晩は村冶佳織のCDについて書いたが、世に女性ギタリストも多い。昨年10月には人気のアナ・ヴィドヴィチの演奏会を聴く機会があった。そういえば…と、手元に少し珍しい盤があることを思い出したので、それを取り出そう。チェコの女性ギタリスト;バルバラ・ポラシェックという女性ギタリストがバッハを弾いている盤だ。収録曲は以下の通り。

 ・前奏曲 ニ短調 BWV999
 ・組曲第1番 ホ短調 BWV996
 ・フーガ イ短調 BWV1000
 ・シャコンヌ ニ短調 BWV1004

この盤は1980年代初頭にエラートからリリースされた「ギターの展望」というシリーズの中の1枚。当時このシリーズの貴重さに気付かず数枚を買っただけだった。写真の盤が手元にある。

チェコ生まれの女流(と呼ぶに相応しい世代だ)ポラシェックを久しぶりに聴いてみると、良くも悪くも一昔前の演奏という感が強い。しかし、何と太く柔らかい音色だろう。曲の運びも温和でゆったりとしている。しかし、スペインなまりもなく普遍的なバッハ像として十分通用する、実にいい演奏だ。今どきは、もっと明瞭度の高い音色と技巧の切れ味を前面に出した流麗な演奏を主流だろう。これはギターに限らない。ヴァイオリンでもチェロでもピアノでも傾向としては同じだ。このポラシェックの演奏は一聴するとアピール度が低く聴こえるのだが、聴き進めていくうちに、それが味わいに変わる。滋味あふれる演奏という言葉は、まさのこんな演奏のためにあるのだろう。
1941年生まれの彼女はまだ存命の様子で、ネットに幾ばくかの情報があった。残念ながらこの盤はCD化もされていないようだし、他にも彼女の盤は見当たらない。

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マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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