五嶋みどり ショスタコーヴィッチVn協奏曲第1番イ短調



文化の日の翌日で通常出勤。そしてまたあすは休み。休みは結構なのだが、平日が細切れになると、なんだか曜日の感覚がなくなり、仕事も進んでいるような進んでいないような妙な感覚になる。まあ、いずれサンデー毎日状態になるのだろうが… とまれ、週末金曜の晩。ひと息ついて音盤タイム。少しじっくりを聴こうかと、こんな盤を取り出した。


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ショスタコーヴィッチの二つあるヴァイオリン協奏曲のうちの第1番イ短調。五嶋みどりのヴァイオリン。アバド指揮ベルリンフィルのバック。1997年12月BPOの本拠地フィルハーモニーでのライヴ録音。
ぼくはショスタコーヴィッチのファンでも何でもないのだが、その作品の中核をなす交響曲全曲(バルシャイ&ケルン放響)といくつかの協奏曲、室内楽の盤だけが手元にある。この盤は五嶋みどりのチャイコフスキーを聴く目的で選んだところ、この曲がカップリングされていた。

 第1楽章 Nocturne(Moderato)
 第2楽章 Scherzo(Allegro)
 第3楽章 Passacaglia(Andante)
 第4楽章 Burlesque(Allegro con brio-Presto)

…という4楽章からなり、古典的な協奏曲の形式から拡張され、各楽章の性格、規模、充実度など、交響曲作家としての面目躍如といえる。緩徐楽章の第1楽章、第3楽章がショスタコービッチらしいほの暗い抒情性にあふれ美しい。とりわけ第3楽章のパッサカリア形式は、充実したオケ群の響きの上にヴァイオリンの奏でる旋律が絶えず沈うつな雰囲気で浮かび上がり、この曲の白眉だ。急速調の第2、4楽章スケルツォとブルレスケも、いかにもショスタコーヴィッチ風のギミックと、時にユーモラスなフレーズが現れ、飽きさせない。


五明カレン(1982年東京生まれ在NY)のソロ。バックはウクライナ生まれのキリル・カラビッツ指揮デンマーク放響。第3楽章パッサカリアは20分45秒過ぎから。


2002年19歳の庄司紗矢香による演奏で1、2楽章。デュトワ&N響。冒頭のインタヴューからして19歳とは思えない。画質はよくないが音は問題なく入っている。



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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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