ハンス・ホッター <冬の旅>


夕方仕事を終えて外に出ると、北風ピープー。おお、さむっ!
きのうまでのポカポカ陽気から一転冬型に。師走らしい寒さの中、8時を少しまわって帰宅した。ひと息ついてネットを覗くと、きょうは歌手のハンス・ホッターの命日とあった。1909年1月19日に生まれ、2003年のきょう亡くなった。ハンス・ホッターといえば、まずはこれだろうと、取り出したのはこの盤。昭和歌謡をひとまずおいて、今夜はぐっと渋くいこうか。


201612_Hans_Hotter.jpg


凍てつく冬の夜、ひそやかに聴く音楽は何だろうかと考えるとき、思い浮かぶ曲のひとつがシューベルの代表作<冬の旅>だ。声楽にはまったく不案内で手持ちの盤もごく僅かしかないが、そのごく僅かしかない盤のうち、お気に入りのひとつがハンス・ホッターの歌うこの盤。1961年録音。

ホッターはバスバリトンという位置付けのようだが、耳にはほとんどバスに近い印象がある。懐の深い落ち着いた響き、女性ならずともうっとりとする声だ。ピアノ伴奏はエリック・ウェルバが弾き、プロデューサーがオットー・ゲルデス、録音エンジニアがギュンター・ヘルマンスという、60年代独グラモフォン黄金期のコンビが受け持っている。知人のツテで、もう聴かないからという音楽ファンから譲ってもらった100枚ほどのレコードの中に入っていた。 <冬の旅>の一曲一曲についてまったく知識を持ち合わせないが、苦悩と絶望に打ちひしがれた若者が冬の荒涼とした野をさまよう様とされる曲。続けて聴いているとその悲しみが、達観や平穏につながるイメージもあって、春の予感さえ感じてくる。


1954年にジェラルド・ムーアと録音した盤の音源。



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非公開コメント

すみません。
クラシック不案内な私は「ハリー・ポッター」かと思ってしまいました。
ごめんなさい。(汗)

Re: タイトルなし

超ウケる~w(爆!)
プロフィール

マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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