クライバーン(Pf) ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番ハ短調


きのうの日曜日、先日来予告したギター四重奏の本番はいささか不本意な出来で意気消沈。ちょっと音源アップは出来ないなあ…という次第で、次回に乞うご期待ということでご勘弁を。 さて、週明け月曜日。いつも通り本日も業務に精励。先週末から手をつけた案件が思いのほかスムースに進捗し、少々気を良くして退勤となった。 ひと息ついて、けさ移動中に聴いていたNHKFMで思い出したこんな盤を取り出した。


201612_van-cliburn.jpg  201612_Rachmaninov_P2.jpg


ヴァン・クライバーンのピアノ。フリッツ・ライナー指揮シカゴ交響楽団がバックを付けている。1962年録音。手元の盤は例のコンドラシンとのチャイコフスキーP協1番とカップリングされた1965年の国内盤で、もしかしたらこの有名な盤の国内初出盤かもしれない。例によって大阪梅田の名曲堂阪急東通り店にて10年近く前に手に入れたはずだ。
クライバーンとこの2曲の録音について解説するつもりはないが、今も同じカップリングで出ている有名な盤だ。

ラフマニノフのこの曲を初めて聴いたのは大学1年のときだったろうか。FMをエアチェックしたテープでこの上なく甘美なメロディーを聴きながら、二十歳になるかならないかの生意気盛りで、大の男が聴く音楽じゃないなあと、うそぶきながらも繰り返し聴いていた記憶がある。よくよく聴くと何のことはない、男のセンチメタリズムの塊のような曲だ。

剛直ともいえるほどライナー&CSOのバックにのって、クライバーンのピアノも負けずと力にあふれた演奏を繰り広げる。しかし、チャイコフスキーならいざ知らず、いくらロシアンピアニズムの典型とはいえラフマニノフは力一辺倒ではうまくいかない。若きアメリカンドリーム、一夜にしてスターになった彼に、男のセンチメタリズムなどは縁なしだったのかもしれない。 演歌の一発屋ではないが、クライバーンはこのときをピークにパッと咲いた花がそのまましぼむように忘れられたピアニストになり、2013年2月27日78歳で亡くなった。


第3楽章。エレーヌ・グリモーのピアノ。アバドとルツェルン祝祭管。
1分55秒過ぎからの第2主題はこの曲お象徴するような大甘のフレーズだ。


ゴスペラーズの<sky high> 第3楽章の大甘フレーズを使ったポップチューン。



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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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