ワルトトイフェル ワルツ集


今朝はこの冬一番の冷え込み。家を出たときのプリウス号の外気温計は1℃を示していた。あす土曜の朝まで寒気が居座り、その後は暖かくなるとの予想。 以前も書いたと思うが、群馬県北部には日本海側と太平洋側の分水嶺となる上越国境の山々が連なっている。まさに「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」の舞台だ。日本海を渡ってきた湿った季節風は、新潟県側に雪を降らせたあと、山を越えて乾燥した季節風となり、「赤城おろし」と呼ばれる冬季の空っ風が県下南部に吹き降ろす。他県の人からみると、群馬といえば「山・温泉・雪」というイメージらしいが、200万県民の多くが済むエリアではほとんど雪はない。むしろ「山・温泉・空っ風」という方が実態に近い。さて、そんな冬の訪れ、空っ風の吹き始まりを感じるきょうこの頃。きのうの<そりすべり>ですっかり子供の頃の冬の懐かしい気分になったので、きょうはその続き。こんな盤を取り出した。


201612_Waldteufel.jpg


フランス生まれの作曲家;ワルトトイフェル(1837-1915)のワルツ集。写真のNAXOS盤には彼の代表的なワルツである<スケーターズ・ワルツ>や<女学生>他全9曲が収められている。あらためて聴くとやはりこの2曲が印象的で、人気になるのもうなづける。スケーターズ・ワルツはぼくが小学生の頃、この季節になるとテレビやラジオで盛んに流れていた。もちろんその頃はまだクラシックのクの字も知らない時期であったが、主部のワルツの旋律がいかにも氷上をすべるイメージにぴったりで、冬・氷・スケート・ワルトトイフェルとすり込まれた。「女学生」も出だしからして、おきゃんな女学生が飛び跳ねているようだ。同じワルツでも、ヨハン・シュトラウスファミリーの数々の曲と比べると、旋律も素朴で曲想も派手さはない。ウィーンの社交界ではなくて、もう少し庶民的なイメージといったらよいか。このNAXOS盤のアルフレート・ヴァルター指揮スロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団による演奏は実直そのもので、もう少し遊びや優雅さがほしいところだが、ワルトトイフェルのワルツには、このくらいの素朴さがいいのかもしれない。


アンドレ・リュウによる<スケーターズ・ワルツ>。2016年とあるので、最近のもののようですね。


バンドリンおじさん・ひとりアンサンブルによる<女学生> Bravo!


手回しオルガンによる<女学生>



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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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