ジャコー・ド・バンドリン作品集


12月半ばの週末土曜日。昼をはさんで野暮用外出。ほどなく戻って午睡に落ち、終日ダラダラと過ごす。朝は冷え込んだが昼頃から暖気流入し気温上昇。陽射しほどほどながら穏やかな日和となった。
昼間の惰眠が効いているのか、夜半になっても意識覚醒するも、楽器を取り出して練習するほどの甲斐性なく、安直に音盤チョイ聴き。きのうの記事に貼ったバンドリンおじさんを思い出し、こんな盤を取り出した。


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エヴァンドロ/メモーモリアス~回顧録~<ジャコー・ド・バンドリン作品集>と題された一枚。1992年、当時新星堂傘下のインディーズレーベル:オーマガトキからリリースされたもの。オーマガトキレーベルは80年代後半から90年代かけ、いわゆるワールドミュージックの広まりと呼応するように、それまで一部の好事家にしか知られていなかった様々な音楽とその演奏家を紹介するユニークな盤を数多くリリースしていた。この盤も、当地にもあった新星堂の店舗に並んでいるのを見つけて手に入れた。ブラジル音楽の代名詞ともいえるショーロ。そのタイトル通り、この盤ではジャコー・ド・バンドリンことジャコー・ビテンクール(1918-1969)が残したショーロから14曲が選ばれ、一世代若いバンドリンの名手エヴァンドロことジョゼヴァンドロ・ピリス・ジ・カルヴァーリョ(1932-)が演奏している。エヴァンドロ来日時の日本国内録音。バックは井上みつる(カヴァキーニョ)、田嶌道生(ギター)、栗山豊二(パーカッション)らが務めている。

ブラジル音楽に見識のないぼくなどが語るものは何もないのだが、曲はいずれも肩の凝らないポピュラリティーと懐かしくも切ない曲調にあふれる。バンドリン(ポルトガルスタイルのフラットマンドリン)の音色と、ギター(ヴィオーラ)、カヴァキーニョ(ポルトガルスタイルのウクレレ)、パーカッションというシンプルな典型的なショーロスタイルの響きも、方寸の部屋を満たすのにはちょうどいいサイズ感。こうしてときどき聴くと実に心温まる。


ジャコー・ド・バンドリン作・演奏<Vibrações>という曲。


同じ曲のやや現代風演奏。ブラジルの(特にショーロスタイルでは)ギターは7弦が主流。この動画で使われているギターは少し変わっていて、糸巻き中央部先端部にもペグがあり7弦仕様とわかる。


ジャコー・ド・バンドリン作・演奏<Noites cariocas>



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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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