長谷川きよし <別れのサンバ>



実は昨年末12月後半あたりから業務にわかにひっ迫。年末年始の休み、そしてこの三連休はありがたいながら、仕事のことを考えるといささか落ち着かない状況が続いている。仕事始めの4日から三日間があったとはいえ、何となくあすからようやく本年開始という気がする。そんなことを考えながら、ナイトキャップ代りの一枚を探していたら、こんな盤が目にとまった。


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長谷川きよしの<カスタム20>と称する、今でいえばベスト盤アルバム。1973年発売。この当時の彼の主だった曲が、<別れのサンバ>を筆頭に18曲収録されている。十数年前に近所のリサイクルショップで手に入れた。<別れのサンバ>は年に一度聴きたくなる曲の一つだ。

<別れのサンバ>がヒットしたのは、ぼくが中学3年から高校1年の頃だった。当時ぼくはまだ、コードをかき鳴らす以上のギターテクニックとは無縁だった。そんなときテレビで<別れのサンバ>を演奏する長谷川きよしを見て衝撃を受けた。こんなカッコいいギターがあったのか。それからせっせと彼の演奏をコピーした。といってもレコードは持っていなかったから、テレビやラジオから流れてくる曲をそのまま耳コピーするしかなかった。それでも練習の甲斐あって何とかそれらしく弾き、ギターに合せて下手な歌をうたうことが出来るようになった。高校に入りしばらくした頃、ギター・マンドリン部のに入部しようと部室を訪ねると一人の先輩がいた。「何か弾いてみて」と言われたので<別れのサンバ>を弾いた。8小節のイントロをそれらしく弾き、続いてギターに合せて歌もうたった。すると先輩が「歌はいいよ(笑)スケール弾いて」ぼく「はあ?スケール…」先輩「スケール、音階、ドレミ」、ぼく「はあ…」 楽器の基本である音階(スケール)も知らずにいた田舎の高校生のクラシックギターとの出会いは中々笑えるエピソードで始まった。以来高校時代は日々スケール練習に明け暮れた。そして同時にギター伴奏で歌うことは止めた(笑)。その「スケール弾いてみて」とぼくに言った先輩が本ブログにも時々登場する旧友Y氏である。彼とは結局大学も一緒だったが、その後音信不通となった。そして三十年後の2011年にふとしたことで再会を果たした。ぼくら世代には強烈な印象を残した<別れのサンバ>。あれからやがて半世紀…。遥かに来てしまったなあと、妙に感慨にふける曲である。


別れのサンバ@2012with 仙道さおり。変らぬ声とギター。今も元気に活動継続中だ。楽器は何かな…ヘッドデザインはアグアドスタイルだが、サウンドホールからチラリと見えるラベルからすると、今もファンの多い田村廣のフラメンコギターようだ。



◆◆◆<黒いオルフェ> これは聴きものです。 仙道さおりも若い!◆◆◆
https://youtu.be/hKoknP1O1rk



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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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