ミゲル・リョベート作品集



きのうに続き寒さ緩み、穏やかな日曜日。このまま冬も終わり…とはいかないだろうが、何となく寒さのピークも超えたのかなと感じる一日だった。 さて、あすは週明け月曜日。ぼちぼち早めに休もうかと思いつつ部屋を片付けながら、こんな盤を取り出した。


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ミゲル・リョベート(1878-1938)の作品を集めたナクソスの盤。ミラノ生まれのロレンツォ・ミケーリというギタリストが弾いて2002年に録音されている。収録曲は以下の通り。

  1. スケルツォ-ワルツ
  2. 奇想的練習曲
  3. マズルカ
  4. 13のカタルーニャ民謡
  5. 即興曲
  6. 5つの前奏曲
  7. フェデリコ・ブファレッティのためのマズルカ
  8. 4つの民謡
  9. 練習曲 ホ長調
 10. ロマンス
 11. ソルの主題による変奏曲

ぼくら世代のギター愛好家にとってリョベートは、もっぱらタレガの高弟、カタルーニャ民謡の編曲者として知られている。実際はもっと多彩な活躍をした人物。何より演奏家として今に続くモダンギターの流れを作った一人だし、ギタリストとして世界各地を飛び回ったことも当時としては画期的だったように思う。この盤の収められているカタルーニャ民謡のようにシンプルで美しい曲やアレンジはもちろん価値あるが、一方で<即興曲>や<ソルの主題による変奏曲>など相当テクニカルな曲も残していて、彼が優れたヴィルティオーゾであったことが分かる。

この盤でギターを弾いているロレンツォ・ミケーリは1975年生まれというから40代前半。ナクソスにはジュリアーニやアグアド、テデスコなどの録音もあって、この盤でもいたって正統派の弾きぶりかつ切れのいい技巧を聴かせてくれる。使用楽器は彼と同郷のミラノの製作家ロベルト・デ・ミランダとクレジットされている。スピーカーから出てくる音は極めてクリアかつ艶やかで、分離もよい現代的な楽器のようだ。


この盤の音源。<スケルツォ-ワルツ>


朴葵姫(パク・キュヒ)の弾く<ソルの主題による変奏曲>。原曲フェルナンド・ソル作曲の<スペインのフォリオの主題による変奏曲>を更に変奏というもの。技巧のオンパレード!


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最近、「いかにもスペインっぽいロマン派の曲でラグリマ/アデリータ程度の難易度の曲(できれば長め、笑)を探しています。
「聖母の御子」は弾いたことありますが、リョベートの楽譜集とか見てみましょうかね~。
ソルの変奏曲は無理!(>_<)

Re: タイトルなし

リョベートは自身がヴィルティオーゾだったこともあって、どの曲も難易度高いですよね。カタルーニャ民謡集も案外てこずります。程々の難易度でスパニッシュ…何かなあ。結局、アルベニス、グラナドスとなるとそこそこ難しいしね。よくわかりませ~ん。…fromギター曲をよく知らない与太
プロフィール

マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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