ヒンデミット ヴィオラソナタ 作品11-4



如月二月。ここ数日寒さが緩んだが、あすからまた冬型。…でも、もうすぐ春だ。
年明けからいささか停滞気味だった業務が、ここへ来て進捗回復。きょうも少々気をよくして帰宅した。
さて、二月最初の音盤タイム。久々にこんな盤を取り出した。

<ヒンデミットとベニー・グッドマン>
201702_hindemith.jpg 201702_hindemith_Viola_Sonata.jpg


ウィーンフィルの首席ヴィオラ奏者;ハイリヒ・コルがソロをとったナクソス盤。曲に従って何人かのメンバーがジョイントしていて、ピアノには日本人の乾まどかが入っている。収録曲は以下の通り。

・ヒンデミット:ヴィオラ・ソナタ 作品11-4
・ベートーベン:ヴィオラとチェロのための二重奏曲「2つのオブリガート眼鏡付き」変ホ長調 WoO.32
・シューマン:おとぎ話 作品132から
・ヘンデル(ハルヴォルセン編):ヴァイオリンとヴィオラのための「パッサカリア」
・ブリテン:ラクリメ 作品48

このナクソス盤、ヴィオラの魅力を伝えるのに相応しい曲が揃っているが、中でもヒンデミットがいい。ヒンデミットは自身が優れたヴィオラ奏者でもあったことから、ヴィオラのためソロ作品としてソナタを3曲と無伴奏ソナタを4曲残している。このヘ長調のソナタもその中の1曲で、後期ロマン派にドイツ近現代的手法が加味されたヒンデミットらしい作風。穏やかなロマンティシズムをベースに美しい旋律と和声にあふれる。シューマンはヴィオラ、クラリネットとピアノのためのオリジナル作品でロマン派歌曲を聴く趣きの美しい小品だ。

ヴァイオリン族の中でヴィオラはどうも不遇な地位にあるようだが、どうして、その音色は魅力的だ。ヴァイオリンが何事も訴えたがる若い女性、チェロは逞しいようでその実ややスノッブでナルシストな男とすれば、ヴィオラは男にせよ女にせよ万事に控え目で分別ある大人の味わいだ。


ヒンデミット ヴィオラソナタ


シューマン <おとぎ話>作品132



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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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