再会
盲導犬育成のボランティアとしてラブラドールレトリヴァー犬のパピーをお預かりした話は以前書いた。2015年初秋に我が家にやってきて、一年後の昨年秋に協会へお返しした。その後、盲導犬としての本格的な訓練が始まり、途中の経過についても報告を受けていた。訓練に入ったパピーが最終的に盲導犬になる確率は10頭中、2、3頭程度とのこと。途中何度かの試験があって、訓練の成果や適正が試される。その結果は都度、パピーを育てたぼくらボランティアへも報告があり、わが子のことのように一喜一憂することになる。今回は最終段階へ進むテストに無事合格したとのことで、面会のチャンスを与えられ、久しぶりに会いに行ってきた。




わが家ですごしているときは、マイペースののんびり屋であったが、さすがに数ヶ月の訓練で一つ一つの行動に対する集中力が格段に高まっているのがよくわかる。体重はほとんど変わっていないとのことだったが、胸や足の筋肉が発達していて、逞しくなっていた。それでも仕事モードから解放されると、幼ないパピーの面影もまだあって、家人の腕の中に入るといつまでものんびりしていたそうな表情を見せる。
面会時間の一時間はあっという間に過ぎる。この先、無事盲導犬として仕事をするようになるのか、あるいは別の道に歩むことになるのか…。結果のいかんに関わらず、彼女と会うのはこれが最後になるのだろうと、いささかセンチメンタルになりながらも、明るくバイバイ(^^)/~~。 彼女はこちらを振り向くこともなく、訓練士に連れられて軽い足取りで犬舎へ戻っていった。
~~~閑話休題~~~
栃木県中部にある協会まで行ったついでに、那須黒磯まで足を延ばすことにした。お目当ては<丸信本家>と<SHOZO_CAFE>。昨年の9月以来半年ぶりだ。ちょうど昼時だったので、まずはJR黒磯駅近くの<丸信本家>でラーメンを食す。相変わらずの盛況ぶりながら、感じのいい店主夫婦の呼吸はいつも通り絶妙で、混雑にイライラすることもない。見掛けは何の変哲もないラーメンだが、あっさりしたスープと平打ち縮れ麺、香り高い青ねぎと自家製チャーシューのベストミックスはスーッと腹に納まりもたれない。同じ栃木県内の佐野ラーメンに近い感じだが、いっそう軽い味わいながらも物足りなさはなく最高だ。


炭水化物で腹もおとなしくなったところで、那須高原へ車を進める。全国からカフェマニアが巡礼に訪れるという<SHOZO_CAFE>も半年ぶり。いつもなら行列待ち必至だが、この日はたまたま待たずに案内される。人気店らしくスタッフの接客もジェントルかつフレンドリー。フレンチローストの珈琲はもちろん、家人が注文した紅茶も丁寧に淹れてあって、やや濃い口のスイーツ類と共にゆったり楽しめる。



昨今テレビの県民性比較バラエティー番組では、何やら底辺争いを繰り広げているような栃木・群馬・茨木の北関東三県であるが、どうやら栃木県が総合的には頭一つリードしているのではないかと感じる。日光は外人観光客に相変わらず人気だし、那須高原も別荘地、冬のリゾート地として第一級だろう。さらにご当地ラーメンと人気カフェが加わる。おらが群馬はどうも分が悪い。
SHOZO_CAFEは栃木県黒磯周辺のほか、東京南青山にも<SHOZO CAFE_STORE>という店舗を出している。
★★追伸★★
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