クナのワルキューレ第一幕



六月もきょうで終わり。梅雨はまだまだこれからが佳境だ。
この時期、夏が近付くと聴きたくなる音楽がいくつかある。ワグナーはその一つだ。


201706_Kna.jpg 201706_walkure_Kna.jpg


久しぶりにワルキューレ第一幕を収めたクナッパーツブッシュとウィーンフィルのレコードを取り出した。1957年録音のこの盤については多くが語りつくされているので説明は不要だろう。クナッパーツブッシュ(1888-1965)がこの録音に続けて指輪の全曲録音に進むはずだったが、残念ながらかなわず。その任はショルティに引き継がれた由。 ぼくがワグナーを聴き始めたのは学生の頃からだが、恥ずかしながら理解も知識もその頃からまったく進展してない。近年になってワグナーのアルバムも価格破壊で手軽に手に入るようになったが、かつては中々大変なことだった。クナッパーツブッシュのワグナー録音も随分いろいろなものが発掘されて出ているようだが、寡聞にして不案内。この盤やミュンヘンフィルとの管弦楽曲集を聴く程度だ。

この盤は四日間に渡って上演される長大な<指輪>の中のわずか一幕。ワグネリアンでもなんでもないド素人のぼくなどがワグナーの盤について語るのはまったく恥ずかしい限りだが、中々聴きどころがあって楽しめる。嵐の情景を描く序奏から、クナッパーツブッシュの構えの大きな音楽があふれてくる。第三場に入ってからのジークリンデとジークムントとの愛の歌、終盤での管弦楽による盛り上がり、いずれもクナッパーツブッシュのスケール感豊かな指揮振りとそれをややオンマイクでとらえたリアルな録音もまた秀逸だ。 <指輪>全曲に関しては、昨年手に入れたショルティ&VPO盤バイロイトでのライヴ録音集やカールスルーエ歌劇場でのライヴなど、聴くべきが盤が山積状態なのだが、その取り崩しもろくろく着手していない。


この録音をベースに対訳を付したもの。


このレコードと同じ組み合わせによる演奏会形式のライヴ。



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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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