糸巻き



ギターネタを続けましょう(^^;
ギターを構成する部品のうち重要なものの一つに糸巻きがある。ギター用糸巻きにはヴァイオリン族と同じような木ペグ仕様もあるが、現代のクラシックギターの多くは、メーカー製のギア式メカのものが取り付けられる。星の数ほどではないにせよ、糸巻きも様々なメーカー・モデルがある。ギターを買うときは糸巻きも付いているのでそれを使うわけだが、故障で交換したり、オーダー楽器の際に糸巻きも指定する場合は、多くの選択肢から選ぶことになる。糸=弦を巻くという本来の機能に装飾性も加わって、ギターの価値を高めるアクセサリーでもある。その選択は中々楽しくも悩ましい。以下、手元にある(あった)楽器の糸巻きの写真とインプレッション。


米国スローン社製。10年以上前のモデル。当時としてはデザイン・性能とも評判が高かった。
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米国スローン社製。近年のもの。以前とギア仕様が変わった。巻き心地が向上。
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ギルバート。サイモン・マーティーに標準装備。いかにもメカニックで極めて堅牢な作り。巻き心地はまずまず。
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独ライシェル社製。ハウザーに標準装着されている。やや硬めながら確実なアクション。
Hauser_Rishel.jpg Hauser_Rishel_2.jpg

独ルブナー社製。シンプルなデザイン、価格も低めだが、やや硬めながら悪くない。これに似た独シェラー社製(下記シャラーではない)のものがある。
Rubner.jpg

独シャラー社製の廉価なモデル。見た目、使い心地とも価格相応。
shaller.jpg

後藤ガット製。当地が世界に誇るトップメーカー。フステロ風の王冠付きデザイン。螺鈿細工の天使が舞う。
Goto.jpg Goto_2.jpg


西フステロ社製。昔からラミレス他スペイン製ギターの多くに標準装着されていた。同社は2011年に営業を停止。市場にはまだ流通在庫がある模様。
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19世紀ギター;仏ラミー社の楽器に付いていたもの。極めて滑らかかつ確実な使い心地。
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19世紀ギター;英シャペル社の楽器についていたもの。これも素晴らしい巻き心地。この時代のツマミはもちろん象牙。王室御用達のマークも。
Chapple_peg.jpg Chapple_peg_2.jpg

真打!ロジャース。シンプルながら気品あるデザイン。気持ち悪いほど滑らかな巻き心地。少し前までは最高級糸巻きといえばロジャース一択だったが、最近は、アレッシー、バルジャック等選択肢が増え、また古くからあるメーカーもハイエンドモデルを次々に出し始めている。
Rogers.jpg Rogers_2.jpg


糸巻き交換の様子




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ウチの寺町ギターの何が気に入ってるって糸巻きです!(笑)
ゴトー製で写真がアップされていたのと同じく天使が彫られてて貝が埋まってないタイプ。貝のかわりにトップがシルバー塗装で彫られてる部分がゴールドになってます。
ギターを手にする時、天使が舞っていると思うと演奏が楽しくなるのです。(笑)

Re: タイトルなし

糸巻きは、ギターを手にしたときに気分をアゲるための、ちょっとしたアイテム。寺町ギターも天使が舞っているのですね!素晴らしい! ギルバートみたいなゴツいペグだと、やはり力で押す演奏になりそうです(^^

ロジャースは、、、チューニング合ってるのにわざわざ回したくなりますね。(笑)

Re: タイトルなし

ロジャース…ほんと、あの滑らかさはクセになります。弦のテンションがなくなったように感じるほど!
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マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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