クリスマス・2017



休日と重なったクリスマスイヴ。ちょっと忙しく過ごした。午前中、往復200キロのとんぼ返りドライブ。要件は…2015~2016年にボランティアで一年間お預かりしていた盲導犬パピー(その後適正検査に合格して現在は盲導犬デビューを前にした最終訓練中)を年末年始にお預かりすべく所属協会へ。昨年の年末年始にも里帰りしていて、一年ぶりの再会となった。


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この10月から新たに迎えている、まだまだヤンチャ君のパピーが歓迎の大はしゃぎ。二歳年上のお姉さんは余裕の対応で受け流し、お互い疲れてようやく落ち着き、眠りについたところのツーショットです。

昼過ぎからは車ディーラーへ。あれこれ思案していた車の納車。11年間15万キロ乗ったプリウス号とお別れし、新たな相棒となるVWゴルフとご対面。当初二か月ほどかかるとふんでいた納期が意外に早く、年内納車となった。 なんちゃってレッドカーペットもどきがある<納車室>でパチリ。40年間何台か車を乗り継いできたが、納車時の写真を撮るのは初めて。子供じみていて少々恥ずかしいが、あとにも先にも今回だけということで、ひとつ…


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<納車の儀>を終え、自宅まで足慣らしドライブ。1.4リッター直噴ターボは、出来のいい7速デュアルクラッチトランスミッションとのコンビネーションもよく、低回転域から最大トルクを発生し、アクセルを軽く踏むだけで力強く加速する。乗り味、静寂性、いずれも文句なし。カーナビゲーションを中心とするデジタル系情報管理はスマートフォンとの連携で様々な機能を提供してくれるようだが、とても短時間では把握しきない。まあ、ボチボチ確認しましょう。


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帰宅後、夕方まで少しの時間で聴いたのはこの盤。
モーリス・アブラヴァネル(1903-1993)指揮ユタ交響楽団によるルロイ・アンダーソン名曲集。手持ちの盤は1998年に<ヴァンガード・クラシック特選名盤>というシリーズでキングレコードからミドルプライスで出たときのもの。1967年録音。収録曲は以下の15曲。

 そり滑り、ブルー・タンゴ、トランペット吹きの子守歌、舞踏会の美女
 ラッパ吹きの休日、忘れられし夢、シンコペーテッド・クロック、
 プリンク・プレンク・プランク、フィドル・ファドル、サンドペーパー・バレエ
 タイプライター、サラバンド、ベルの歌、ジャズ・ピチカート、セレナータ

聴いていて幸せな気分になる音楽はいくつかあるが、アンダーソンの曲のその一つだろう。ウィンナワルツ集も素敵だが、どこかあらたまったよそいきという感じだし、モーツァルトのホルン協奏曲も晴れがましく最上の気分になるが、やはり高貴さが先に立つ。その点アンダーソンは日常的で微笑ましく、それでいて気がきいていて、ノスタルジックで…。年齢、音楽的バックボーン、そういうものを問わずに楽しめる。アンダーソン名曲集は昭和時代の健全家庭におけるホームミュージック的雰囲気もあり、一家に一枚あっていい盤だ。


この盤の音源で、時節柄<そりすべり>


<そりすべり>のジャズヴァージョン。



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アンダーソンミュージック

パピーさんそろい踏みですな。かわゆす(笑)。

アブラヴァネル/ユタ響はこの1枚で名が残りますね。アンダーソンの音楽は誰も傷つけませんよね。プリンク・プランク・プリンクの途中で弦バスがくるりと回ったのには初めて見る目には「楽器って回せるんだ(笑)」驚きました(神奈川フィルでした)。見て・聴いて楽しいエンタメ性のある音楽ですが、人にもそれは必要という事でしょうね。良き面のアメリカ音楽。昭和といえば、武者小路実篤氏の色紙入り額(一家に一枚)を思い出しました。今でいう絵手紙みたいな茄子とかぼちゃの絵に一言みたいな。

新車納車おめでとうございます!
新しい車との出会いは童心に帰るワクワクがありますよね~。
ターボいいなぁ。私、ターボ未体験なので憧れます。

Re: アンダーソンミュージック

mobuさん、コメントありがとうございます。。
かつては日本人としてのよき家庭像の共通認識があったように思います。武者小路実篤の色紙もそんなイメージかな…。昨今はすっかり薄れてしまいましたね。アンダーソンの曲は、日本人があこがれていた、かつての豊かで家庭的なアメリカ像に何となく一致します。

Re: タイトルなし

みっちゃんさん、こんばんは。
カーマニアでもなんでもないのですが、残り少なくなった人生、一度くらい走りのいい車に乗ってみたいなあと。でも1.4リッターですから、大したことはありません。スバルの2リッターターボ300馬力にしようかと悩んだのですが、オッサン、やめとけ!との神の声があり、健全な選択に(^^;

2リッター300馬力!!!

与太さんが良識ある大人だったことが残念です。

北関東は峠の走り屋たちの聖地だというのに。(笑)

Re: タイトルなし

人生、一度くらい暴走を…とも思いましたけどね(^^;
一時は左前になったスバルですが、走りに特化して再生。スペシャリティーカーを開発するほどの資金がないのか、普通のセダンやハッチバックに300馬力搭載で、そのアンバランスさに惹かれます。
プロフィール

マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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