ニッキ・パロット



週半ばの水曜日。先週梅雨入りしてからここ数日、降ってはやんだりしていた雨があがり、きょうは中休み。霞が関某庁での仕事が予定通り終わり、いつもの時間が帰宅した。ぼちぼち日付が変わる頃。雑誌を広げながら、ゆるめのジャズを。


201806_Nicki_Parrott.jpg


本ブログではすでに何度か記事にしているニッキ・パロット(1970-)の盤。手元には彼女のアルバムが2枚あるが、そのうち<ムーン・リヴァー>と題された2007年リリースの盤をプレイヤーにセットした。ジャケット写真をみると、そういえばと思い出す輩もいるかもしれない。アピール度MAX。もちろんジャケ買い(^^; 収録曲は以下の通り。

ムーン・リバー/イズ・ユー・イズ・オア・イズ・ユー・エイント・マイ・ベイビー/セイ・イット・イズント・ソー/ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ/恋のチャンス/アイ・ドント・ノウ・イナフ・アバウト・ユー/メイキン・ウーピー/クライ・ミー・ア・リバー/縁は異なもの/ベサメ・ムーチョ/捧ぐるは愛のみ/ニッキのブルース/ザ・モア・アイ・シー・ユー

やや古めのジャズ・ポピュラーのスタンダードが並ぶ。チャーミングなジャズシンガーがベースを弾きながら懐かしいスタンダードを歌う…その光景を想像するだけでオッサンのぼくには十分に魅力的。実際、さらりとした軽い歌い口、ときに見せるコケティッシュなフェイクは、ジャケット写真がなかったとしても、思わず目尻が下がる。選曲しかり、程々の軽いスウィング調のアレンジしかり、音が出た途端に身体が弛緩してリラックス。温泉につかったときのように、思わず、ア~ッ…と吐息をもらしてしまう。ハードバップや辛口のジャズももちろんいいが、ときには四の五の考えず、こんな無条件降伏みたいなアルバムも聴きたくなる。


ピアノとのデュオ


ギター2本とのトリオ編成。


インターヴューを受け、そのあと7分40秒過ぎからソロで1曲歌う。



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マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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