ヴィヴァルディ:2台マンドリンの為の協奏曲ト長調



前線停滞と台風影響もあって時折小雨まじりの日曜日。気温低めながら湿度高く、終日ドライモードのエアコンのお世話に。これといって用事もなかったので久々にギターの練習に精出した。


201809_Vivaldi_Concerto_for_Two_Mandolin_for_Guitars.jpg


実は今月末にギターアンサンブル愛好家による交流会が隣り町であり、それに参加の予定だ。ギターに馴染みの少ない輩には少々説明が必要かもしれないが、他の楽器同様、クラシックギターの領域にもアンサンブル(合奏)のジャンルがあって、数名から数十名まで様々な形態の団体がある。場合によっては音域の異なる合奏用ギターを使うこともあるが、多くは数名が集まって標準音域のギターで各パートを受け持つ。今回はぼくが所属するマンドリンアンサンブルのギターパートメンバー4名で参加。当初、ぼくは不参加つもりだったが、メンバーの若手お兄ちゃんが都合悪く、その代打ということになった。

きのう土曜日にマンドリンアンサンブルの練習に出向いた際、本来のマンドリン合奏の合間にギターパートメンバーだけで予定している曲を合わせた。ぼくはきのう楽譜を受け取って2ndパートで初見参戦。ヴィヴァルディ作曲「2台マンドリンの為の協奏曲ト長調」の第1楽章と軽いポピュラー物2曲。ヴィヴァルディ作曲「2台マンドリンの為の協奏曲」は昔からオリジナルのマンドリンによる演奏の他、バロック形式の入門用としてギター弾きにもお馴染みの曲だ。久々に音を出して弾いてみて、そういえば学生時代、何かの折に合わせたかもしれないと思い出しながら楽しんだ。今回使うアレンジでは3パートによる構成で、2パートがほぼ独奏マンドリンパートを受け持ち、もう1パートが通奏低音相当ということで、少々音が薄いの気になるが、さてどんな塩梅になるやら…

交流会に参加する他のグループはギターアンサンブルを本格的にやっているようで、ぼくらのようなマンドリンアンサンブルのギターパートによるにわか仕立てのグループが入るのは少々気が引けるのだが、せっかくの機会なので楽しく弾いて交流したいと思っている。


ヴィヴァルディ「2台マンドリンの為の協奏曲ト長調」急・緩・急の3楽章形式。


マンドリンソロパートをモダンギター(ラミレス)で弾いてる演奏。


第2楽章は単独でよく弾かれる。



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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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