Guitar Salon Internatinal
時々古い記事に関して質問のコメントをいただくことがある。先日、「海外のギター販売店に関する記事があったと思うが、うまく見つからない」との問い合わせがあった。ギター関連記事に「例の海外販売店」と引き合いに出すことも多いので、すでにブックマークされている輩が多いかと思うが、念のため再掲しておこう。

日頃からお世話になっているクラシックギター販売店。関東では当然ながら東京都内に十店近くが集中している。全国的には京阪地区に数店、名古屋に二店、福岡に一店といったところ。他では札幌と広島にも一店ずつあったが共に数年前に閉店した。都内の店にしてもギター以外の扱う楽器店を除くとクラシックギター専門店は小規模な店がほとんどだ。最近は販売する楽器を動画で紹介している店もあるが、ほんの申し訳程度にデジカメで撮ったものが多く、およそ楽器の品定めに使えるものではないし、動画演奏そのものも感心しない(最近では神田明神前のメディアカームが丁寧に作り始めている)。世界中の名器の多くが集まっていると言われる日本だが、販売店に関しては小規模乱立の感が否めない。
それに比べ外国はどうか。外国ギター販売事情に詳しいわけではないが、米国のGuitar_Salon_Internatinal=GSIとドイツのSiccasGuitarの二社は、少なくてもYouTubeにアップされている楽器紹介動画だけからみると圧倒的だ。両社ともちょっと数え切れないほどの動画がアップされている。さらに驚くべきはその動画のクオリティ。演奏している面々がいずれも世界のトップレベルの奏者を交えて極めてレベルが高く、またその画質・音質も良質だ。近くでコンサートがあって来演した折に依頼して撮っていると思われるが、数分の小品からときには十数分のギター曲としては立派な構成のものもある。日本の販売店のレベルはまったく足元にも及ばない状況だ。
きょうはそのうちGuitar Salon Internatinal:GSIのYOUTUBEチャンネルから、以下にいくつか貼っておこう。
トーレスで自作を弾くアンドリュー・ヨーク
トーレスを弾くゴリャチェフ
ロドリゴ<ファンダンゴ> 1957年製ハウザー2世
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