天丼・金子半之助



めしネタ続く。きょうは天丼。
かねて噂の店、日本橋の天丼・金子半之助へ行ってきた。


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三越向かいの路地を入っていくと、程なく漂うゴマ油の香り。迷うことなく到着。時計をみると土日の開店時間10時を30分程過ぎた頃。列待ち意外に少なく十数名。休日ということもあってか待ち客の多くが外国人観光客。店先の案内板も中韓表記入り。すでに最初の待ち組は入店済みで、一番乗りの面々が三々五々と退店し始めている。列は思いのほか速く進み、待つこと15分程で入店となった。


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カウンター席に通される。メニューは天丼のみ。他に味噌汁や天ぷら単品の追加も可能。よくあるファストフードチェーン店のように店員たちの威勢にいい掛け声はなく、清潔の整えられた店内では静かにしかし手際よく仕事が進む。 いらっしゃいませと黒豆茶。店内の様子を眺めていると程なく味噌汁が供され、ついで、お待ちどおさまと、天丼が差し出された。


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アナゴ1、エビ2、小柱かきあげ1、半熟卵1、しし唐2、のり1。存在感十分のヴィジュアル。箸を割ってアナゴに食らいつく。サクサク、ホクホク…文句なしの美味さ。980円が信じられない。ウソだろ!と心の中で叫びつつ、飯を頬張る。天ぷらはたれに付け込んむことなく、たれは上がけ。テーブルにはお好みでどうぞと、たれの瓶が置いてある。この方がサクサク感が失われない。カウンターには、ご自由のどうぞと、ごぼう入りの生姜甘酢付け(がりごぼう)と、いぶりがっこの壺有り。箸休めだけで飯のおかわりが出来そうだ。年甲斐もなく一気にガツガツと頬張る。気高いジェントルマン?!にそうさせるだけの魔力や如何に。半熟玉子をいとおしみながらつついて大団円。あっという間のアレグロ・コン・ブリオでありました。

行列が絶えない店には噂ほどでないところも多いが、ここは二重丸の太鼓判を押しましょう。浅草・大黒屋や人形町の黒天丼:中山も顔色を失うこと必至の逸品でありました。人気に押されて、すでに国内外に系列店舗展開中。同じ日本橋には、定食で供される「天ぷらめし・金子半之助」があり、こちらも一度訪ねようと思っている。




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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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