平成三十年戌年回顧<覗機関編>



年末恒例本年回顧。ブログタイトルをなぞって<音曲編><六弦編>に続き、きょうは覗機関(のぞきからくり)編。のぞくためのからくり≒オーディオヴィジュアルって感じですかね。


201812_Audio.jpg


オーディオに関しては昨年導入したアキュフェーズのセパレートシステムから変化なし。稼働中のセットは以下の通り。

パワーアンプ:アキュフェーズ A-70
プリアンプ:アキュフェーズ C-2450 (フォノモジュールAD-2850)
SACD/CDプレイヤー:アキュフェーズ DP-560
アナログプレイヤー:CEC 930
カートリッジ:オルトフォン SPU-G
スピーカ:アヴァロン ECLIPSE
ヘッドフォン:ゼンハイザー HD800ソニー CD-900ST
イヤフォン:シュア SE535


アキュフェーズDP-560 整然とした内部レイアウトはそのままこのセットの音のイメージにつながる。
DP-560_2.jpg

DP-560.jpg


このうちプレイヤーのDP-560について記事に取り上げていなかったので少し記しておこう。DP-560は一昨年2016年12月に発売されたモデル。アキュフェーズのSACD/CDプレイヤープレイヤーの中ではエントリークラスに位置する。価格ランクとしてはこの下にCD専用機のDP-430がある。エントリークラスといいながら、そこはアキュフェーズ。他社も含めた製品群の中では十分にトップクラスと張り合える内容をもつ。旧機種のDP-550から大きく変わったのはデジタル入力系統の充実で、アキュフェーズオリジナルのデジタル系統に加えて、USB端子は384kHz/32bit、11.2896MHz/1bit DSDに対応し、今風の仕様になった。もっともぼくの場合は流行りのハイレゾにはまったく縁なく、しかもSACDも数えるほどしたないので、もっぱらCD再生機としての恩恵を受けるだけだが、旧機種で一部で問題になっていた駆動メカニズムから出る動作音もしっかり抑えられ、オペレーションは静寂そのもの。トレイの開閉もスムースで安心と信頼のかたまりといった感じだ。演奏中に停止やスキップのボタンを押すと、素早くその動作に移るが、その際に音量がスッとミュートされる辺りも心憎い配慮と感じる。

一昨年あたりから、まともにスピーカーを鳴らす機会が減った。夜半になって、食卓テーブルにおいたノートPCでブログ記事を書いたりネットを覗いたりしながら、PC付属のドライブにCDをセットしてそのままヘッドフォンリスニングということが多い。オーディオ的には及第点に届かない構成だが、うるさいことを言わなければ深夜のチョイ聴き確認にはオッケーのレベルだ。しかしスピーカと対峙して聴く音楽はまた格別だ。スピーカーをアヴァロンECLIPSEにしてからは、ECLIPSEが提示する音場感に浸るのが主目的になってきた。オーケストラはもちろんミニチュアサイズだが、左右の広がり、前後方向の奥行きなど、実際のステージをイメージして聴く。ピアノやチェロ、ギターなどの器楽曲は、音量設定を適切に行えば実際の楽器を目前にする感じにかなり近く、リアリティ満点だ。スピーカーの解像度や音場感が向上すると、音盤に刻まれた情報にはまだ奥があるのではないかと<欲>が出てくる。そんな欲がゆえに、オーディオの泥沼にズブズブ沈みこむ輩も多いわけだが、その気持ちも理解できる。理解は出来るが、それを具体化するためには相当な財政出動が必要。そこで逡巡、停滞、撤退、突進…と分かれることになる。まともにスピーカーと対峙して音楽を聴くことも以前と比べ少なくなった状態でオーディオセットを入れ替えるのはどうしたものかとも思ったが、限られた機会、限られた時間だからこそ、そのときは出来るだけいい条件で聴きたいと、勝手な理屈でちょいと散財。結果的には昨年の突進作戦は見事勝利、音楽の聴き方もより深化したと、自画自賛で納得している。


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◆ゴルフ7◆
ついでに車のことも…
昨年暮れに乗り換えてからちょうど一年が過ぎた7代目フォルクスワーゲン・ゴルフ(通称ゴルフ7)の近況。以前と違って通勤用途での距離が少なくなったので、この一年間の走行距離はようやく7000キロ。この間、渋滞含む市街地・郊外国道・高速・程々のワインディングとひと通り走った。そして乗るたびにその走りの素性の良さには感心する。燃費性能とマイルドな乗り心地、そして街中での扱いやすさを最優先する同クラスの国産車とは段違い。走り屋でも何でもない素人のぼくにもわかる走行性能の良さは高速道路はもちろん、路面荒れも多い市街地走行でも直進安定性は抜群で、ほとんど修正舵を必要としない。剛性の高いシャーシ構造とサスペンションのチューニングは、しっかり感とスムースさの両立を高いレベルで実現していて、よく言われるオン・ザ・レールの感覚だ。エンジンパワーも必要十分。ぼくの選んだモデルに搭載されている過給機付き1.4リッターエンジンは1500回転から最大トルクと発生し、それが5000回転くらいまで維持される。一般道での法定速度までの加速では2000回転手前でシフトアップを繰り返し、それ以上に上がることはない。高速巡行の燃費は1リッター当たり20キロを超え申し分ない。

201812_Golf7.jpg

最近知人の所有するメルセデスベンツやBMWなどプレミアムブランドのエントリークラスと乗り比べる機会があったのだが、それぞれの所有者からは、ゴルフ7の走行性能や乗り心地、各種機能で高い評価を得た。ゴルフってこんないいの?というのが知人らの口から一様に出た言葉だった。実際ぼくの感想も同じで、質実剛健ゴルフは他のプレミアムブランドの車にまったく負けていなかった。唯一ネガティブな点を言えば、その地味な外観デザインだろう。平凡なFFハッチバックと片付けられそうな外観は実用本位に徹していて好感度大だが、人生一度くらいデザイン優先の、つまりカッコイイ車に(写真下メルセデスベンツCLAクーペ)乗ってみたいなあとも思う。

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さて、今年もいよいよ押し詰まり、残すところわずか。代わり映えのしない本ブログの与太記事にお付き合いいただき、まことにありがとうございました。年内更新はこれにて終了。来年もまたマンネリMAXでスタートの予定。引き続きよろしくお願いいたします。 最後にこれも年の瀬恒例の長講一席。冬の噺<二番煎じ>をじっくりと、そして大晦日の晩は五郎との再会で本年も大団円のクロージング。 それではみなさま、よいお年を。年明けにまた!


2001年に急逝した志ん朝は若い頃ドイツ語を学び、クラシックやジャズなど大の音楽ファンでもあった。




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Author:マエストロ・与太
音楽とクラシックギターに目覚めて幾年月。道楽人生成れの果てのお粗末。

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