グリーク:抒情小曲集



三寒四温。季節も進んでそろそろ桜開花予想が気になる時期だ。確か去年は異例に早く桜前線が進行したっけ…ボーッとそんなことを思いつつ本日も業務に精励、7時過ぎに帰宅した。ひと息ついて音盤タイム。久しぶりにこの盤を取り出した。


201903_Grieg_PianoWorks.jpg


日本在住のロシア人ピアニスト;イリーナ・メジューエワが弾くグリーグ作曲の抒情小曲集。おなじみ日本コロンビアの廉価盤シリーズ:クレスト1000の一枚。かれこれ十年程前、まだ隣り町のタワーレコードが営業していた頃、給料日後の定期買い出しで手に入れた。

夜更けに聴くピアノ曲として相応しいのはどんな曲だろう。例えばその名の通り、ショパンの夜想曲などは定番だろうが、それと並んでこの抒情小曲集もよい選択肢の一つだ。グリーグの抒情小曲集は全部で66曲からなって、この盤ではその中から20曲が選ばれている。グリーグはこの曲集を管弦楽にも編曲していて、そちらもよく演奏される。どの曲も長くても数分の、まさに小曲集。ほとんどの曲にタイトルが付けられていて、「妖精の踊り」「子守唄」「夜想曲」「郷愁」…といった具合だ。そしてのそのタイトルからイメージする光景が、ピアノの多彩な表現を通して浮かんでくる。ショパンの夜想曲がその名の通り、夜にイメージするロマンティックな世界を再現しているとすれば、このグリーグの抒情小品集は、自然や生活の光景そのものが音で再現されているといったらよいだろうか。中でもアルバムタイトルにもなっている「夜想曲」作品54-4や「森の静けさ」作品71-4などがよく知られる。

メジューエワの演奏は、弱音を主体にして、ガラス細工のような小品の一つ一つをいとおしむかのように丁寧に弾いている。録音は2000年3月。音響が優れていることからしばしば録音セッションにも使われる当地群馬県みどり市の笠懸野文化ホールで行われている。やや近めの音像でクリアに録られた音質も秀逸だ。


メランコリーな<郷愁>作品57-6


<夜想曲>作品54-4と<あなたのおそばに>作品68-3の2曲。


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