バッハ BWV867



連休終了。久々に出勤すると机上のPCが入れ替わっていた。OSのサポートが切れることから、この連休中に総計1500台余を一気に更新したとのこと。1500台の入替え作業は中々大変な作業ではないかと察するが、どんな様子だったのだろう。 そんなシステム部門の奮闘を想像しながら、こちらは程々に業務に精励。帰宅後、ひと息ついて音盤棚を見回し、久々にこんな盤を取り出した。


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バッハの平均律クラヴィーア曲集(WTC)第1巻。ここ何年か好んで聴くアファナシエフ(1947-)の演奏。手持ちの盤はコロンビア(DENON)の廉価盤シリーズで出たときのもの。1995年録音。

平均律を聴くとき最近はもっぱら調性を選んで聴くことが多い。なるべくシャープやフラットの多そうな調性を選ぶ。あるいは特別に意味や響きを感じそうな調性といっていい。少なくてもハ長調やト長調やニ長調ではないということだ。今夜選んだのは第1巻の終わりの方にある第22番変ロ短調BWV867。第1巻の中では最後の24番と並んで規模が大きい。アファナシエフの演奏は前奏曲が3分、フーガが3分50秒を要している。

ぼくのようなクラシックギター弾きは日頃シャープ系の楽譜を見慣れている。ヴァイオリン族同様、シャープ系は弾きやすく、特にシャープ3つや4つのイ長調、ホ長調をとる曲は、基本和音ベース音の多くが低音の開放弦に当たることからも他の調性に比べ圧倒的に多い。一方フラット系の曲は少なく、慣れていないこともあって手を焼く。と同時に、音の響きそのものも特別なものを感じる。平均律を通して聴いていると、フラットが5つのこの曲などは取り分け意味深く聴こえてくる。バッハはその記譜において、修辞学的観点からフラットとシャープにそれぞれその形に似る涙と十字架の意味を込めた言われる。フラット5つのこの曲を聴くと、そうしたことももおのずと納得できる。前奏曲は印象的なメロディーで始まり、フーガは深く静かに進む。いずれも内省的で沈鬱な表情をもち印象的だ。


リヒテルの演奏。リヒテルのWTCは70年代に出て、以降のリヒテルの方向性を定めた。


ヴィラ・ロボスの弦楽(チェロ)合奏編曲による前奏曲。


ギター4本による演奏。ギター仲間とやってみようかな。



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