バッハ BWV863



先日の続きでバッハの平均律を同じアファナシエフの盤で聴く。
先回はフラット5つの変ロ短調を選んだので、今夜はシャープ5つにしよう。やはり夜のしじまに似合うのはマイナーキーだろうと、第1巻の嬰ト短調BWV863が入っているディスクを取り出した。


201905_G#m 201905_afanassiev_WTC_BWV863.jpg


この曲は先回のBWV867ほど規模は大きくないが、やはり印象的で好ましい曲の一つだ。前奏曲は8分の6拍子の流れるような旋律が印象的だが、やはり単純な和声進行では終わらない。前奏曲としては異例とも感じるほど厳格で分厚い和声感だ。フーガは四声。いずれもテンポによって随分と印象が変る。アファナシエフの演奏はかなり遅めのテンポを取り、一音一音に意味を見出すような演奏。嬰ト短調はやはり特別なロマンティックに寄った響きを感じる。


ミュンヘンと東京を拠点に活躍している山本有理というピアニスト。


バッハを好んで演奏したMJQジョン・ルイスの演奏。


オリジナルのチェンバロによる演奏。数日前にアップロードされたばかり。 この奏者によるこの曲についてのコメントはこちらに。嬰ト短調はやはり印象深い調性のようだ。



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