ただいま練習中 D・レイス『もしも彼女がたずねたら』

きょうは一日中雨模様の土曜日だった。気温も下がってきたので、夕飯のあと湯船につかって温まり、一服してからギターを取り出した。ブログタイトルに『六弦…』とうたいながら、ギター音楽の話が一向に出てこないのどういうことかと、不審に思われるかもしれず、今夜はギター曲を取り上げよう。

少し前から、ディレルマンド・レイス Dilermand_Reis作曲『Se ela Perguntar(もしも彼女がたずねたら)』という曲を時折練習している。レイスはブラジルのギタリストであり作曲家。純然としたクラシックギターも弾いたらしいが、むしろポピュラリティの強いブラジルスタイルの曲を沢山残したそうだ。『もしも彼女がたずねたら』という意味深なこの曲は、たまたま買ったNAXOSの『ラテンアメリカのギター音楽集』というCDに収められていて知った。ゆっくりとしたワルツで、哀愁を帯びたキャッチーなメロディが、一度聴いたら忘れない1曲だ。レイスのギター曲の楽譜も出版されているようだが、たまたまネットのフリー楽譜サイトに彼の作品がいくつもアップされていて、そこからダウンロードした楽譜を弾いている。

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総合的には、クラシックギター中級レベルといったところか。技術的にはいくつかのポジション移動に気を遣う必要があることと、メロディーラインが明確な曲なので、それをいかに歌うかが課題である。テンポはゆっくりなのだが、メロディー音階のアップダウン、すなわちポジション移動が頻繁にあるので、そのゆっくりしたテンポが揺れがちになる。リズムをキープしたうえで、甘く哀愁を含んだメロディーをたっぷり歌わせるよう心がけ、今夜も数回通して弾いた。

ひと昔前、つまりぼくらの世代のクラシックギター弾きには、ラテン系の曲で思いつくのは、ヴィラ・ロボスやラウロ、バリオスくらいなものだった。それが80年代以降大きく変わってきた。ブラジルやアルゼンチンなどのポピュラリティーの強い曲もクラシックギターの演奏会で積極的に取り上げられるようになった。ピアソラの影響も大きいだろう。レイスのこの曲もそんな中の一つだ。YouTubeにもたくさんの演奏がアップされているが、たまたま、入手した楽譜の編者であるCesar Amaroの動画があったので、それ埋め込んでおこう。



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マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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