18世紀ベネチア音楽集



先日、あるところでリコーダーデュオによるバロック作品を聴く機会があった。久々に聴くバロック…やっぱりいいなあと、帰宅後、音盤棚をサーチ。こんな盤を取り出した。


201911_ART_Settecento_Veneziano.jpg


最近見かけなくなったレーベル:独ART社から出ていた18世紀ベネチア(Settecento Veneziano)の音楽を集めたイタリアン・バロックのアルバム。何枚か出ているシリーズ物の1枚のようで、アルビノーニ、ヴィヴァルディ、ガルッピ、プラッティなど協奏曲、シンフォニア、トリオ・ソナタ集が収録されている。オッタヴィオ・ダントーネ指揮アカデミア・ビザンチナという団体による演奏。編成はヴァイオリン2・ヴィオラ1・チェロ1・ヴィオローネ1・チェンバロそれとアーチリュートが加わっていて当時のスタイルを再現している。1999年録音。

明るい陽射しを受けながら聴くイタリアンバロックは本当に気持ちがいい。がしかし、イタリアンバロックが明るいばかりかというとそうでない。貴族の慰安といっても明るい曲ばかりがリクエストされたわけではないのだろう。苦悩に満ちた人もいただろうし、夜会用に秘めた曲想も必要だったに違いない。これはバロックに限らず古今の音楽すべてに脈々と流れる役割だ。絵画も音楽も光と影はワンセット。この盤の最初に入っているガルッピのコンチェルト・クアトロ第4番ハ短調などを聴くとそうしたバロックの多彩さを再認識する。更にこの盤は録音もよく、スピーカを程々の音量で鳴らすと小編成の響きが部屋に満ちて心地いい。


ガルッピ(1706-1785)の協奏曲第4番ハ短調


古典派の響きをもつガルッピの曲を弾くミケランジェリ。このソナタはミケランジェリのチャーミングな演奏によってよく知られるようになったといってもいいだろう。




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