S・アサド「ギターの為の水彩画」



気付けば12月も下旬。今年も残すところ1週間。カレンダーを眺めてあらためて溜息をついてしまった。早いよなあ…。
さて、きょうも年末納期仕事に鋭意取り組み、7時を少し回って帰宅。ひと息ついてアンプの灯を入れ、こんな盤を取り出した。


202012_All_in_Twiligjt.jpg


以前も記事にしたことがあるアウグスチン・ヴィーデマンの弾く80年代ギター曲集。最近見かけないBMGグループの廉価盤レーベルARTENOVAの1枚。収録曲は以下の通り。

ローラン・ディアンス
Libra Sonatine (1982)
 •India •Largo •Fuoco
セルジオ・アサド
Auquarelle pour gitarre (1986)
 •Divertimento •Valseano •Preludio e toccafina
ジョー・ザヴィヌル
 •Mercy, Mercy, Mercy (arr. 1989, Helmut Jasbar)
レオ・ブローウェル
EI decameron Negro (1981)
 •La arpa del guerrero
 •La huida de los amantes por el valle de los ecos
 •Ballada de la doncella enamorada
武満徹
•All in Twilight-Four Pieces for Guitar (1988)

ついこの間の80年代…と思っているのはぼくらのような年寄り世代だけで、紛れもなくすでに30年以上が経過している。この間にディアンスも、<黒いデカメロン>そして武満徹<すべては薄明の中に>もすっかり定番曲になった。いくつかの曲を除き静寂が支配する音の世界が広がる。コンサートでこれらの曲だけを並べることはありえないだろうが、そこはCD。コンセプトとしてまとまりのよいアルバムに仕上がっている。ヴィーデマンのギターは柔らかな美しい音色で丁寧に弾き込んでいる。


202012_Assad.jpg


きょうはその中でセルジオ・アサド作曲の水彩画(Auquarelle)が耳に残り、楽譜を広げてさらってみた。といってもこの曲、簡単に初見で遊べるレベルの曲ではない。第2曲Valseana(ワルツ風に)は明確な調性感もあってニ長調のカデンツを意識しながら弾いていけば程々に遊べるが、前後2つ、第1曲Divertimentoと第2曲Preludio e toccafinaは、アマチュア中級の初見能力では歯が立たない。臨時記号に注意しながら恐る恐る手探りで弾いていくしかなく、楽しむところまで全くいかない。


「水彩画」の第2曲Valseana。単独でもよく演奏される美しい曲。


第3曲Preludio e toccafina


第1曲Divertiment 1994年生まれ秋田勇魚氏のデヴューCDから


ピアノソロによる第2曲Valseana


「水彩画」全3曲の楽譜付き音源



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