チョイと宅録 弾き初め二題



当地関東平野北部は穏やかな正月。朝晩はこの時期相応に冷え込むも、日中の陽射し暖かく、南に面した道楽部屋の昼下がりは極楽至極だ。柄にもなく、年末に仕事の資料を持ち買ってきたが、予想通り鞄の中で年越しステイ。ボーッと過ごすのもいいが、年の初めに今年の六弦道楽満願達成を祈念して楽器を取り出した。


202101_Sato_Hirokazu_MusicToyBox.jpg


相変わらず広げる楽譜は小品集ばかり。ここ数年まったく変わっていない。少しは気合を入れ、しっかりした構成の古典期ソナタや旋律をたっぷり歌わせる近代スペイン物にチャレンジしようと思うが結局のびのび先送り。そんな現状を打破しようと思いつつ…がしかし、きょうも取り出したのは佐藤弘和氏の小品集。ややこしい運指やポジショニングにあまり気を使わずに初見+アルファで楽しめる気安さと、小品ながら程よいモダンな和声感や機能和声に基づく曲想は、音楽表現のイロハを会得するには格好のテキストだと思う。

ページを開いたのは、ちょうど一年前に出た「音楽のおもちゃ箱」。副題として「初心者のための40のやさしいギター小品集」と記されている。副題の通り、収録曲の多くは音数少なく、ローポジションで弾けるものだが、短い曲でもどこか気の利いた和声やカラクリが仕込まれていて、中上級者でも飽きずに楽しめる。少し前にも何曲か弾いてアップしたが(こちらこちらも)、きょうは以下の2曲を弾いてみた。


佐藤弘和「音楽のおもちゃ箱」から「クリスマス・ケーキ」
Alla marciaと指定されている通り、楽しい行進曲。小規模ながら中間部にはトリオ相当の部位もある型通りの構成。その中間部では定石通り下属調へに転じる(この曲の場合ニ長調D→ト長調G)。


同「フェルナンド・ソル賛」
ギター弾きにはお馴染みのフェルナンド・ソルの練習曲Op.35-22通称「月光」を下敷きにしたオマージュ作品。原曲と同じロ短調を取り、アルペジオの音形や旋律線の取り方などは原曲に順じているが、各所に気の利いた転調を組み入れられていて飽きさせない。



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