サヴァリッシュ&SKD シューベルト交響曲第9番ハ長調



きょうは建国記念の日で休日。昼をはさんで野暮用外出。三時少し前に帰宅した。夕方までの時間、部屋の片付けをしながら音盤タイム。ゆったり管弦楽の響きを聴こうかと思い、こんな盤を取り出した。


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我々世代の日本のクラシックファンにとって最も馴染み深かった指揮者の一人ウォルフガング・サヴァリッシュ(1923-2013)とシュターツ・カペレ・ドレスデンによるシューベルトのハ長調交響曲「ザ・グレート」(昔は9番あるいは7番、最近は8番か)。1967年録音。手持ちの盤は70年代半ばに廉価盤で出ていたときのもの。

さきほどからアンプのボリュームを絞り気味にして聴いているが、スクラッチノイズはほとんど聴こえない。CDで聴いているといってもそれまでだろう。盤の状態がいいこともあるが、CEC製プレーヤーによるところも大きい。SN比が極めてよく、初めてこのプレーヤーで聴いたとき、そのキレの良さに驚いたものだ。このシューベルトの盤でもボリュームを控え目にしているにも関わらず、各パートが明瞭に聴き取れるし、その合間をぬって時おり響くコントラバスの低いピチカートもしっかりと聴こえる。

サヴァリッシュとドレスデンの演奏は終始穏やかだ。この録音のあと録られた同じコンビのシューマンの全集とはかなり趣きが異なる。もちろんチェリビダッケによるこの曲の演奏のような圧倒的な構築力やスケールと一緒に論じるつもりはないが、比べるといささか食い足らない感はある。しかしこれもシューベルの一面で、ウィーン風といえばむしろこのサヴァリッシュ盤の雰囲気が近いだろうし、ドレスデンの音も落ち着いた渋めの音に録られていて、滋味あふれる演奏という表現が適当だろうか。じっくりとこちらから聴きにいくタイプの演奏として捨てがたい魅力がある。


この盤の音源。全4楽章


ウィーンフィルとのライヴ。ドレスデン盤と比べるとテンポ速め、表情付けもやや濃い口だ。



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