リョベート作品集



週末土曜日。午前中、かれこれ三年半乗っている車の点検でディーラーへ。車自体は特に不具合もなく点検終了。折よく7年ぶりのフルモデルチェンジとなる新型の展示があって、とくと眺めてきた。デザインの細部がリファインされ、色々と新機能も盛り込まれているが、車としての基本的なアーキテクチャ、動力性能はほとんど変わっていない。「先行予約いかがですか?」「当分買い替えるつもりはないなあ」…と営業担当の声も右から左。
さて、帰宅後一服してリラックス。久々にこんな盤を取り出した。


202106_LLOBERT.jpg


近代スペインのギタリスト:ミゲル・リョベート(1878-1938)。そのリョベートの作品を集めたナクソスの盤。ミラノ生まれのロレンツォ・ミケーリというギタリストが弾いて2002年に録音されている。収録曲は以下の通り。

  1. スケルツォ-ワルツ
  2. 奇想的練習曲
  3. マズルカ
  4. 13のカタルーニャ民謡
  5. 即興曲
  6. 5つの前奏曲
  8. 4つの民謡
  9. 練習曲 ホ長調
 10. ロマンス
 11. ソルの主題による変奏曲

ぼくら世代のギター愛好家にとってリョベートは、もっぱらタレガの高弟、カタルーニャ民謡の編曲者…として知られている。実際はもっと多彩な活躍をした人物。何より演奏家として今に続くモダンギターの流れを作った一人だし、世界各地を飛び回ったことも当時としては画期的だったように思う。この盤の収められているカタルーニャ民謡のようにシンプルで美しい曲やアレンジはもちろん価値あるが、一方で「即興曲」や「ソルの主題による変奏曲」など相当テクニカルな曲も残していて、彼が優れたヴィルティオーゾであったことが分かる。

この盤でギターを弾いているロレンツォ・ミケーリは1975年生まれというから40代半ば。ナクソスにはジュリアーニやアグアド、テデスコなどの録音もあって、この盤でもいたって正統派の弾きぶり、かつ切れのいい技巧を聴かせてくれる。使用楽器は彼と同郷のミラノの製作家ロベルト・デ・ミランダとクレジットされている。スピーカーから出てくる音は極めてクリアかつ艶やかで、分離もよい現代的な楽器のようだ。


この盤の音源。「スケルツォ-ワルツ」


「ロマンス」 パンク・ロッカーにあらず。ステファニー・ジョーンズというドイツのギタリスト。


パク・キュヒの弾く「ソルの主題による変奏曲」。原曲フェルナンド・ソル作曲の「スペインのフォリオの主題による変奏曲」を更に変奏というもの。技巧のオンパレード!



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