カシオペア「THUNDER LIVE」



久しぶりにカシオペア。取り出したのはこの盤だ。


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「CASIOPEA」「SUPER FLIGHT」に続くカシオペアの第3作、1980年リリースの「THUNDER LIVE」 数あるカシオペアのアルバムの中でも評価の高い名盤だ。取り出した盤は初出時の紅色に染められたLP。例によってリサイクルショップのジャンク箱から救済してきたもの。このジャケットはあまりにインパクトがあり過ぎたのか、再プレスの際にその後CD時代にも使われることになる白地のジャケットに変更された。

「スリル、スピード、スーパー・テクニック」というキャッチフレーズで1978年にデヴューしたカシオペア。初期2作の「CASIOPEA」「SUPER FLIGHT」はもちろん素晴らしいが、その後の全盛期を支えることになる神保彰が参加し、かつライヴ収録されたこの「THUNDER LIVE」こそが真のデビューと言われることもある。久々にフルボリュームで聴いたが、開いた口がふさがらないというのはこういう演奏を言うのだろう、まったくもって素晴らしいの一言だ。
「Space Road」は冒頭、宇宙船ロケットの発射前秒読みのようなSEで始まる。高速スケールのスタートダッシュのあとは同じフレーズをキーを次第に高めながら繰り返す、まるでエンジン噴射によって加速されるロケットそのものだ。一旦周回軌道にのってゆったりとしたフレーズが奏でられたあと、再び各パートがスリリングなフレーズを交換する。そしてもう1曲、このアルバムで聴き逃せないのは「Black Joke」だ。冒頭の6連符高速スケールでまず度肝を抜かれる。その後も細部に至るまで完璧なアンサンブルと疾走感。神保彰と櫻井哲夫のソロワークもライヴの雰囲気を盛り上げる。このアルバムを聴いた西海岸のトップミュージシャン達は演奏の完成度の高さと熱いエネルギーに驚いたそうだ。40年前、二十歳そこそこの若者達による奇跡的な記録の一つだ。

この盤の音源「Space Road」


同「Black Joke」 主部に圧倒されるうちに3分35秒過ぎからのブリッジをはさみ、4分5秒過ぎから神保彰のソロ、ついで5分50秒過ぎからは櫻井哲夫のソロが始まる。


同時期のライヴ映像



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