チョイと宅録 カルカッシのエチュード



昨年後半あたりから、ギターを弾いているとき左手人差し指に違和感を感じるようになった。今年の春先頃にはその違和感がはっきりした痛みに変わり、人差し指を曲げようとすると第一関節に痛みが走るようになった。しばらく様子を見ていたが改善しない。道楽ギター人生もこれまでか…。心配になって整形外科を受診すると「へ―バーデン結節」確定診断。レントゲンを見ると、人差し指第一関節の軟骨が減っていて、対向する骨が直接当たっている状態だった。比較的初期段階のようで、今のところ指の変形などはない。但し明確な治療法はなく、現状より悪化させないように付き合っていくしかないというのが現実のようだ。

これまで何十年もギターを弾いてきて、今になって指の故障に見舞われるとは思いも寄らなかった。元々練習熱心でもなく、ここにきて急に練習量が増えたわけでもないが、昨年秋以来、時間があれば朝練に精出していたのが要因の一つかもしれないし、もちろん加齢もあるだろう。まあ、よく分からないが現実問題として付き合っていくしかないなあと、いささか意気消沈の日々が続いているが、しかし、このままではいけないと、不調の指をかばいつつも先日来楽器を取り出し、指の負担を考慮しながらギターを弾いている。


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数年間から時折りさらっているカルカッシ「25の練習曲」作品60。特に昨年、コロナ禍で在宅時間が増えたこともあって、これまであまり手を付けていなかった後半の曲をひと通りさらった。そして練習曲という枠を越え、古典的な小品として十分楽しめることも今更ながらに確認した。マッテオ・カルカッシ(1792-1853)の教本や練習曲はクラシックギター愛好家のほとんどの人が古典のテキストとして取り組む課題だろう。一方、修得が進むとあまり面白くないなあとも感じ、より充実した和声感をもつフェルナンド・ソルなどに興味が移るのが一般的だ。確かのその通りではあるが、カルカッシの教本や練習曲、特に作品60「25の練習曲」は中々捨てがたい。若い頃に一度接して、その後疎遠になっている輩も、もう一度取り組んでみると、ぼくと同じような感慨をもつかもしれない。

楽器を取り出したので、ついでも録音もしてみた。これまで録音していない2曲選んでチョイ弾き@深夜の食卓テーブル。例によってテイクを重ねる気力もないので、あちこち制御しきれていない音やミスもあるがご容赦を。


第16番ヘ長調。


第8番イ長調。


数年前に録音したものも含めた「25の練習曲」から9曲の再生リスト。
https://youtube.com/playlist?list=PLjAvYRun0efNzj41ayqkwX7nnC_lymnUN


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