ヒンデミット 室内音楽集



先回の記事に書いたように、足元の仕事が納期ギリギリで進行中。今週はいつになく集中して仕事をした。まあ、たまにはいいか…フ~ッ。さて週末土曜日。町内自治会仕事を少々こなし、ようやく一服。先回のヒンデミットのヴィオラ・ソナタで思い出し、こんな盤を取り出した。


202110_Hindemith_KammerMusiken.jpg


パウル・ヒンデミット(1895-1963)の書いた室内音楽集を収めたハルモニアムンデ盤LP2枚。ヒンデミットはKammerMusikenと称する室内楽編成の合奏曲を第1番から第7番までを残している。手元にあるのは第1・2・6番が入っている盤ともう1枚、第5番・7番が入っている盤。ドイツのバーデン・バーデン合奏団を中心に曲によって独奏楽器のメンバーが加わっている。1977年録音。

20世紀の、それも室内楽というジャンルにあって、このヒンデミットの室内音楽集がなかなか人気が高いようだ。CDでもいくつか手に入る。ヒンデミットの自画像が印象的なこのLPは以前ネットで格安箱買いした中に入っていた。そうでもなかったら、自発的に選んで買っていなかっただろう。そういう意味では、中身を見もせず何かを手に入れてみるのも、たまにはいいかもしれない。

実際この曲は楽しい。難解さ皆無。20世紀の音楽だから旋律や和声には新鮮な試みがなされているが、もちろん無調ではないし、かといってリヒャルト・シュトラウス的な調性音楽末期の耽美的音楽でもない。新古典主義風の響き+α。そのあたりの塩梅がヒンデミットの面白さであり、この曲のポピュラリティの理由かもしれない。いずれの曲も全体で十数分でいくつかの楽章からなっている。バロックの組曲を思わせるものや独奏楽器主体の協奏曲風のものなど、形式は多彩だ。リズムの規則、フレーズの歌い方などは古典音楽のそれをそのまま引き継ぎながら、響きの上では20世紀を感じることができる。そして他の多くの音楽もそうだが、この曲は実際に演奏する側に回ると更にエキサイティングだろう。ぼくが弾ける楽器がクラシックギターしかないが、どこかのパートをギターに書き換えて参加したいほどだ。


第1番。ごく最近アップされたばかりの演奏動画
1.非常に速く
2.適度に速く演奏部分、リズムは厳格に守って
3.四重奏的に非常にゆっくり、そして表情をつけて
4.フィナーレ:1921-その他、活き活きと



オルガン入りの第7番。
1.あまり速すぎずに
2.きわめてゆっくりそして非常に安らけく
3.第2楽章は標示なし



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