朝練!カルカッシ


只今8月7日(日)朝5時。普段こんな時間に起きることはない。きょうもこの時間に起きたわけではなく、昨晩夕飯後そのままソファでうたた寝。気付けば夜が明け始めていたというお粗末。時間的にはうたた寝を通り越して、たっぷり寝てしまったので布団に入り直する気にもならず、顔を洗って目を覚ました。せっかく起きたので何かしようと考え、よき家庭人なら庭の草取りでもとなるのだろうが、ぐーたら与太郎としてはそれはないだろうと、いきなりギターを取り出し朝練開始となった。


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少し前に浦和の堤ギター工房にお邪魔した際に、同じ埼玉に住む関口久男氏が弾いたカルカッシ練習曲集のCDをいただいた。関口氏はクラシックギター界ではもっとも権威あるコンクールの一つ日本ギタリスト協会主催のクラシックギターコンクールで1973年に優勝している。イタリアの作曲家;マッテオ・カルカッシ(1792~1853)の作品60;25の練習曲はギター弾きにとっては初級を卒業して中級レベルを進むにあたっての必須教材だ。ピアノで言えばブクルミュラー;25の練習曲にあたるだろうか。技術的な練習と様々な古典的な曲想が学べるよい教材だ。このCDでの関口氏の演奏は、教材としてのよき手本であると同時に古典的小品としての魅力を十分堪能させてくれる。堤氏製作のギターを使っていて、その透明ですっきりとした音色も素晴らしい。カルカッシの曲は高校時代に随分と弾き散らかした記憶があるが、最近また取り出して弾いている。今朝は朝練として25曲のうち半分ほどを通して弾き、そのあとカルカッシの教則本後半にある曲をパラパラと弾いた。当時流行したロッシーニのオペラや南欧の民謡から主題を得て、カルカッシ得意の変奏曲に仕立てたものが多い。フェルナンド・ソルほどの充実感はないものの形式・和声とも古典時代の定石に従った展開で、安心かつ穏やかな感興をもって楽しめる。

さてすっかり明るくなって陽射しが照り始めた。関東では昨日あたりから夏復活。日曜のきょうも暑くなりそうだ。

◆Youtubeにあったカルカッシの小品の動画。19世紀ギターをリュートタッチで弾いている。



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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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