ミケランジェリの弾くショパン・マズルカ


休み初日終了。午前中は野暮用、午後はひとしきりギターを練習。今月、来月とmixiのクラシックギター仲間によるプチ発表会他があって、何度か弾く予定だ。譜めくりをしなくても済むような小品ばかりでは進歩がないので、少しはまとまった曲を仕込もうと、きょうはジョン・デュアルテ作曲のイギリス組曲を久々にさらった。弾けるところ、弾けないところ、昔と変わらず。進歩もなければ退歩もなしということでよしとしようか。


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さて夜更けて、昨夜のガーシュインとは趣きを変え、ミケランジェリの弾くショパンを聴くことにした。1971年ミケランジェリ51歳のときの録音だ。この盤が気に入っている理由がある。それはショパンのマズルカがミケランジェリの演奏でまとめて聴けることだ。ぼくはほとんどマズルカ・フェチといっていいくらいマズルカという形式が好きだ。同じ三拍子系ながら、ポーランドの民族舞踏であるマズルカはワルツとは趣きを異にする。より民族的で、より感情の起伏に富む。取り分けショパンのマズルカのうち、短調の作品はいずれも深いセンチメンタリズムにあふれている。
ミケランジェリの演奏は総じてテンポを遅く取り、持ち前のよくコントロールされた美しい音で楚々と奏でていく。粒の揃った弱音で消え入るような旋律を繰り出し、すべての指が完璧に一致したタイミングで和音のフォルテを響かせる。10曲収められているマズルカのうち、もっとも規模の大きい第25番・作品33の4、そしてショパンが書いた最後のマズルカである第49番・作品68の4がとりわけ素晴らしい。

マズルカ第25番はフランシスコ・タレガによってギター用に編曲されている。
イタリアの名手ステファノ・グランドーナが歴史的名器;アントニオ・デ・トーレスで弾いている動画があったので貼っておこう。





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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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