ハイドン交響曲第4番ニ長調



週半ばの木曜日。正月気分はとうに消え、通常営業モード。きょうも程々に業務に精励。いつもの時刻に帰宅した。このところ通勤途中で聴いていたハイドンの交響曲で思い出し、令和4年にちなんだ「4しばり」もあって今夜はこんな盤を取り出した。


202001_Haydn_Sym_4.jpg


ヨーゼフ・ハイドンの交響曲第4番ニ長調。デニス・ラッセル・デイヴィス指揮シュトゥットガルト室内管弦楽団による全37枚から成る全集ボックス中の2枚目にあたる1枚。このボックスセットはほぼ作曲年代順に編集されていて、この盤には初期の交響曲として第4番、第27番、第10番、第20番が収録されている。この時期の作品は3楽章形式のものが多く、第4番もPrestoの第1楽章、Andanteの第2楽章、Temo_di_Menuettoの3楽章からなっている。

第1楽章は序奏なしに軽快なニ長調の主題で立ち上がる。軽みを帯びながらも推進力に満ち、気分のいいフレーズが続く。第2主題はイ短調で出て少し気分を静めてくれる。展開部は大きなものではないが、適度な緊張をはらみながら進む。第2楽章4分の2はニ短調に転じ、第1ヴァイオリンのメロディーとそれを支える低弦群の8分音符の刻み、そしてその間を第2ヴァイオリンが8分音符で裏打ちすることで不思議な緊張感を表出している。第3楽章は型通りのメヌエットと思いきや、あくまでテンポ・ディ・メヌエットであってトリオもなく、形式としてはソナタ形式のようだ。

20代後半に作られた初期交響曲とはいえハイドンはやはりハイドン。規模や展開の妙はのちの作品に及ばないものの、全編通していかにも職業作曲家らしい卒のなさと完成度を感じさせる良い作品だ。


手持ちの盤からアップした。この盤の音源で第1楽章。


全4楽章。ダウンタウン・シンフォニエッタというオケ。



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