カシオペア「Halle」
先週末から続いていた寒さが終息。今週はようやく暖かさが戻った。
さて週末土曜日。午前中は町内自治会の用件他であたふたと過ごし、昼から外出。夕方近くになって帰宅した。まだ日の高い時刻。アンプの灯を入れ、こんな盤を取り出した。


カシオペアのアルバム「Halle」。1985年録音。手元にはCD盤もあるが、きょうはオリジナルLPをターンテーブルにのせた。収録曲は以下の通り。手持ちの初回リリースLPには、のちのプレスやCDに収められている「Matsuri-Bayashi」が入っていない。
Side_A
1.Halle
2.Hoshi-Zora
3.Street Performer
4.The Turning Bell
5.North Sea
Side_B
1.Touch The Rainbow
2.After School
3.Freesia
4.Marine Blue
5.Paradox March
このアルバムがリリースされた80年代半ば、ぼくは社会人になって数年経った頃で、音楽はもっぱらクラシックにのめり込んでいた。全盛期のカシオペアの名前こそ知ってはいたが、レコードもライヴも無縁だった。彼らの音楽を聴き、ライヴにも行くようになったのは、90年代半ばになってからだ。この盤も後年、リサイクル店のジャンクボックスから150円で救済してきた。幸い帯付きミントコンディションで、今でもスタジオでのセッションを目前で聴いているかのようなフレッシュな音が飛び出してくる。
このアルバムは1978年にデヴューしたカシオペアの通算13作目にあたる。当時のカシオペアは人気絶頂期といってもよく、多くのライヴをこなしながら、アルバムも矢継ぎ早にリリースしていた。この盤もそんな勢いにのって作られたそうだ。特徴的なのは彼らのアルバムのほとんどの曲を作っている野呂一生に加え、他のメンバーの作品が半分以上を占めていることだ。具体的には野呂一生が4曲、向谷実と神保彰が2曲ずつ、そして櫻井哲夫が1曲を提供している。アルバムジャケットのイメージそのままのタイトルチューン「Halle」で始まり、ポップでメロディアスな曲が続く。陽光まばゆくなるこれからの季節に相応しいアルバムだ。
この盤の音源。ギターのイントロが印象的なタイトルチューン「Halle」(全曲のプレイリストが続く)。 随分昔になるが、NHK朝のニュースのスポーツコーナーでこの曲が使われていたのを思い出す。
90年代初頭の深夜テレビ番組「Music Party」での同曲。「Down Upbeat」のイントロに続き、1分30秒から「Halle」が始まる。
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